なんか言いたくなったこと

アイドルマスターを中心に、余計なことを書く。

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なんか言いたくなったこと

アイドルマスターを中心に、余計なことを書く。
作者:みな川


アイドルマスター、特にニコニコ動画におけるアイマス動画について、感じたことを書く予定である。
おそらく、見る専ブログみたいなものだと思う…。
他人(特にニコマス関係の方)がこのブログを見ると思っていないので、どこまで説明したものやら戸惑うな。

『アイドルマスターを中心に、余計なことを書く』ので、できる限り自由に書く。
言い訳は恥ずかしいが、私の言葉で各Pや動画、引用文の魅力を損ねてしまうかもしれないことについては、
「このブログで紹介した動画は私の言葉と関係なく面白い」とお詫びしたい。

つまり、とても駄目駄目な作者とブログなので、
できるだけ広い心と生暖かい目で、当ブログを見て頂けたら幸いです。
もちろん、ご意見等ありましたら、ありがたく頂戴しますです。


言い訳は以上。
よろしくお願いいたします。


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  1. 2023/01/08(日) 23:33:08|
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東京は夜の七時

久しぶりに速攻で感想を書き終えた。曲や演出について調べる手間が少なかったからだと思われる。
初期の毎日投稿という縛りプレイで書きたいこと書きたくないことどうでもいいこと大体書いたので気楽だ。



あずさ、夜の七時。 いとり氏


「東京は夜の七時」は1993年リリースされたピチカート・ファイヴの楽曲。
最近ではリオパラリンピックの閉会式にて椎名林檎版「東京は夜の七時」が用いられ話題となった。
(その間には野本かりあ版もあるが、ここでは割愛)
椎名林檎版の歌詞については(ピチカート版「東京は夜の七時」への)「返詞」とあるところが特徴。
ピチカート版は律子がカバーしたことでニコマスでも有名である。

アイドルマスター YOURSONGより 秋月律子 東京は夜の七時 PVバージョン? ぽりぺくんP


また、17年上半期にはデレステを使った動画などもあった。


【デレステMAD】白坂小梅 東京は夜の七時 ぶどうとう氏


コメントに「本当は怖い唄?」とあるが、ピチカート版の歌詞の解釈についてググると
実際そのような感じで捉えている人が少なくない。
夜七時の東京というきらびやかなモチーフに対して、孤独でネガティブな言葉が繰り返される。
椎名林檎版の「返詞」との対応を考えても、ピチカート版は何か空虚を抱えた歌であるのだろう。

しかし、その「返詞」である椎名林檎版にはピチカート版の「あなたに会えない寂しさ」ではなく
リオ五輪を終え、次なる東京五輪やそこで出会う「まだ見ぬ存在への期待」が込められている。
例えばピチカート版では、東京が「嘘みたいに輝く街」と虚像のように描かれているが
椎名林檎版では東京を「夢みたいに実在する都市」としている部分がわかりやすい。
あるいは、ピチカート版では「私があなたに会いにいく(が会えない)」のに対して
椎名林檎版では東京五輪の開催国という選手を招く立場として
「あなたが僕らに会いにくる(のを今か今かと東京で待っている)」という形になっている。
ざっくり言えば、東京五輪に向けたポジティブな期待の歌ということだろう。



動画にはあずさのステージシーン以外に、いくつか実写風景が挿入される。
まずは冒頭からタイトル通り夜の東京の空撮、一端あずさのステージを挟んだ後、
街のネオン看板、<結婚・適職・転職・恋愛>手相・人相占いの看板と占いの様子が連続して映される。
その後、ポーンという時報とともに再度あずさのステージが始まる。

この占いに添えられた<結婚・適職・転職・恋愛>で思い出すのがあずさのデビュー経緯だ。
私は無印コミュしか見たことがないので現行のあずさについて断言することはできないが、
無印でのデビュー理由のひとつが「運命の人に逢う(見つけてもらう)」ため有名になることだった。
積極的なのか受け身なのか判断に困るが、このステージのあずさもまた運命の人に逢うために踊っているのだろう。
(サビ前で「早く運命の人に逢いたい」と出るので改めて指摘するまでもないか。
 こちらに限らず17年上半期に選んだ『春香、一人の夜。』でも
 砂嵐の画面にわざわざ「ザッピング」と出すなど、筋道を示す意識や気遣いを感じる)
流れ的にポーンという時報の音はあずさがその動機に目覚めたことを表現しているのかな?
占いに関しては趣味というだけで、それによってデビューを決意したというコミュはなかったと思うが
そういう流れもありえなくはなさそうで面白いなーって。



さて、返詞にあるいくつかの歌詞をあらためたい。
「目的地へ一瞬で接続(アクセス)して」
「僕ら自身が扉になった」
「あなたが把手に触れれば」

運命の人に見つけてもらうのが目的であれば、返詞のあなたがアクセスする目的地とはあずさ自身のことだろう。
しかし一瞬で目的地にアクセスできるはずなのに、僕ら(=私=あずさ)はまた扉であり、
あなたには取手に触れる必要があることも示される。
現実であれば目的地とあなたの間には扉が介入するはずだが、目的地も扉はほぼ同一の存在だと考えられる。
ここで、一番最初の「目的地へ一瞬で接続(アクセス)して」に注目する。
「一瞬」「接続」といった見慣れない表現が意味するのはインターネットなどの現代技術のことで、
椎名林檎の「接続」と同様の表現は、東京事変「電波通信」という曲にも見られる。
動画では街を横断するバイクやタクシー、飛行機といった物理的な移動手段も挿入されるが、それと対比的でもある。



ダンス構成は以下の通り。
イントロ~Aメロ:Honey Heartbeat
Bメロ~サビ前:アマテラス
サビ~Cメロ前:七彩ボタン
Cメロ~大サビ:アマテラス

最初は「Honey Heartbeat」の頭から始まり、音楽と合ったダンスが当てはめられていく。
ステージを大きく使ったり飛び跳ねる動きも多いので躍動感を感じさせつつも、
コミカルな動きが随所にあるのでいわゆるダンザブルとは違った趣があずさとマッチしている。
Bメロの「アマテラス」、今まで考えたこともなかったが字幕に合わせると
人を探している(遠くに目を凝らす、周囲を見回し何度も振り返る)様子に見えてくるからすごい。
ここは「アマテラス」の歌詞も「唄が聞こえて 君に会えるのです」で、それもピッタリ。
「アマテラス」にも『ハートビート』『高鳴る胸』(何度同じことを言うのかw)って歌詞があるので、
なんとなく繋がってるのかしら。
サビは「七彩ボタン」の大胆なジャンプから。
「地球の裏側 誰か目覚める」=あなたがあずさに気付いた部分は、
「七彩ボタン」では「始めまして ぼくに 出会ってくれてありがとう」。
しかし、あずさ自身は相手が気付いたこと、あるいは出会ったことを知覚できないため、
“…何処かしら?”となる。多分。


tokyo7_1.png
可愛い!
大サビで画面が一気に広がると、この表情が映し出される。
こんな表情をしながら「早くあなたに会いたい」って全身で求めているのだと思うとたまらない。

tokyo7_2.png

tokyo7_3.png
平常時やコミュの頬に手を当てて照れる(困り笑い)のモーションを思い出させる、可愛い。
どうして「落ち着けそうにない」のかって、運命の人を待ってるからだよねえ。
すべてが可愛い。これだけで大勝利って感じある。


そういえば、天照大神は太陽神なのでニコマス的にもあずさにあっていると言えるのかも(適当)。
「アマテラス」にはみんなの憧れるアイドルという華やかな面とプロデューサーに導かれる女の子的な面の両立が、
太陽神でありながら天岩戸に隠れる逸話をもつ天照大神になぞらえられる。
そしてその表裏一体の調和が、あずさの積極的なのか受け身なのかというデビュー動機とも重なるのが面白い。
また、「アマテラス」の歌詞にも「扉開けたら君に会えるのです」と
椎名林檎版「東京は夜の七時」にあった扉に触れる部分が存在するのも良い。



動画は最後、朝焼けに照らされる街で締めくくられる。
今この時代にあずさが扉となったからには、運命の人が日本の裏側にいたとしても
きっと彼女を見初めて会いにくるはずだ…と言いたいところだが、
東京の朝焼けなのでやっぱりあずささんの運命の人はプロデューサーさんなのかなw
あずさが踏み出した瞬間に運命の人と出会えたということは
彼女が決意したことが運命の人と出会うための必要条件だったわけであり、
あずさ自身も目的地へ一瞬でアクセスしたわけでもあり。
そういう直観的な結論ってすごく好きなのであずさのシナリオ本当に好き。

どこまで意図したものかわからないが、動画に存在する複数の要素が丁寧に織り重ねられた作品であり、
何よりあずさがめちゃくちゃ可愛い作品である。眼福。



//
あずさのデビュー理由とパフォーマンスに椎名林檎版「東京は夜の七時」を重ね合わせる的確な発想に心から驚き、
同時に林檎ファンとしても、椎名林檎の「人工的で美しい東京」って感覚が好きなので、
実写のネオンの輝きを背景に踊るあずささんがとてもキラキラしてきれいで嬉しかった。
改めて言葉にすると、私から世界へ、そして再び私(、私とあなたの二人の世界)へ…
というスケールの飛躍が好きなのかな?ということに気づくきっかけにもなったので感謝。
まあ、書いていることは相変わらず動画を見ればいいことなんだけどw


以下の参考文献によると、
本来ピチカート版にあった恋愛的要素は椎名林檎版では取り除かれていたが、
再びあずさに用いられることで復活しているのがまた良いなあと思った次第。
久しぶりにあずさコミュ見たら、あずささんがPを選ぶ理由がはっきりしていて良かった。


参考文献:
『アマテラス』という楽曲について
『東京は夜の七時 -リオは朝の七時-』歌詞精読
  1. 2017/08/03(木) 21:00:00|
  2. ニコマス
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2017年上半期ニコマス20選

基本レギュレーション
対象は2017年上半期(1月1日~6月30日)に公開されたニコマス動画
自身のセレクトを20作品以内でブログ・マイリスト等にて公開
1Pにつき1作品(合作・別名義については別カウント)
選考基準はフリー(お気に入り・埋もれ発掘・テーマに沿って等何でも可)
※作品と一緒にP名を表記していただけると非常に助かります



今期も参加できて、自分以外の参加者の選んだ動画を見ることができてうれしいです。
企画運営、参加者の皆様に感謝して。





1.しょじょんP 如月千早 Spectrum

きれい



2.いとりP 春香、一人の夜。

雪歩とあずさの続きみたい。千早がオーバーラップするところ、カゴシマPを思い出した。



3.***P 蛹について

律子がうらやましい。



4.トカチP アイドルマスター 高峯のあ Beautiful

総選挙枠。圏外って出るたびに泣いてしまう。



5.しんこんP るーみんlight【和久井留美】

和久井さんにこういう曲が合うと思ってなかったが見ていても違和感がなかった。
和久井さんPのファンアートに影響されている自分に気づいた。



6.けまり部P Perfect 5th 『できたて Evo! Revo! Generation!』LIVE edition

素直にすっごーい!ってなったのもだけど、
765のときにもあったことなのに、なんでこんなに新鮮に胸がときめくのだろう。
今さらだけど盛り上げるのすごい上手い…。



7.もじさんP 【デレステMAD】お月様が中継局

始まった瞬間、こんなに可愛いダンスあったっけ!?って驚きが最後まで。
全身でダンスしてるの可愛い。飛鳥のと迷った。



8.なまずまるP Radio Happy×パーティは何処に? MAD

アイドルは物語で、音楽で、ダンスで、パーティで…



9.すまーとくっきーP 【手描きアニメ】スラップハッピー!!!

これを入れないのも嘘だよなあ…



10.ひろせ / メタル氏 THE IDOLM@STER の MUSIC VIDEO




11.倉桜P 【MAD】 あの星のように

最初に「アイドル」という言葉を知ったのがモー娘。なので、
現実と同じように、今は「アイドル」って言葉の意味や形が存在しているんだなってことにしみじみしてしまう。
3Dモデルとコミュこそ、みたいなね~。



12.yukit氏 【第18回MMD杯本選】夢の舞台へ♪〜トキヲ・ファンカ~

これが本当に「アイマス」的か、「春香」的かと問われると、そうではないと思うが、
群雄割拠という言葉に心躍るのも確か。



13.右半身氏 【アイマス】宇宙人たちでエイリアンエイリアン【手描き】

上3つを端的に形にするとこんな感じ?



14.あやいずP タイムリープでつかまえて

フィクションへと変わる前に
きれい


15.NGR2氏 天海春香 『愛の詩 -words of love-』

会いたいと思った瞬間にだけ会えない春香さん。
神々しいようでいてダンスがあるからギリギリ人間的な格好良さなんじゃないかって。
2番が始まるときのしまった画面好き。PSの方ももっとダンスが見たかったくらい。


16.ΣP アイドルマスター 雪歩 星流れる宇宙に舞う誓歌

どこにいるんだろうなあ。


17.けるまP 水瀬伊織ちゃん(14)が出てくる動画です

私 絶対忘れないから(恨み節)


18.たかなしP 勝負どころ

暗い場所で踊る姿を見て落ち着くのは後ろめたいからかも。
(単に聞きなれた曲なだけ)


19.回P そんなことより踊ろうぜ

そういえば765ってこういう仕事してたかもしれない



20.La mia Cenerentola アリシャスP

00:19~00:20あたりの身体をすっと斜め上に伸ばす動きが最高。
私の演技(器械体操)にも同じ動きが入っていて、
それこそ何百、何千回と練習した今でも忘れないもののひとつだけど、
それがここにあることを見られてすごく嬉しい。私もダンス好きなの~。



あとこれ1選
戸次P 【YE4RS単品】とびきりのおしゃれ【徳川まつり】

ミリシタやってる感じのアレ的な。いつの時代も女の子って大変。
結構ごつい名前なのは気にしていないのだろうか。



//
作品もそうですが、順番にもかなり迷った。
団体モノが多いのは3Dモデルでダンスが出そろったからだろうか。
あと、昔ながらの大作!ってのも多く選んだ気がする。
いつも通り、選び忘れた気もする。

先日はシンデレラ5thライブに参加しました。
生まれてこのかた豚骨派。
  1. 2017/07/31(月) 23:00:00|
  2. なんか
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エイリアンエイリアン

GWです。伊織の誕生日だけど貴音の動画です。

【アイマス】宇宙人たちでエイリアンエイリアン【手描き】 右半身氏


見ると、たまに泣いてしまう。
大半の視聴者、あるいは製作者もこれを「切ない」とは捉えていないかもしれない。
「キャラクター」としてのエイリアン(舞田・安部菜々)に対して
「ホンモノ」のエイリアン(貴音)がオチとされることで、
前者とは全く異質な、生来与えられ逃れざるものとしてある
貴音の運命(属性)や孤独の強度が描き出されるとともに、
そこに貴音個人の性格や感情がいかに摩耗されていくのか、
SPシナリオを思い出して切なくなってしまった。


【貴誕2017】 ひと夏の経験 【iICF17】 annP
こちらは補助線というか、『エイリアンエイリアン』の前に『ひと夏の経験』を見たことで、
より上記の印象が強まったのだろう。
SPシナリオから察するに、貴音は離散した国民を統治・統合する「女王」としての役目を負っているらしい。
生まれながらにして多くの国民を背負う為政者「女王」という運命にある貴音が、
まったくの個人として国民ではなくたった一人の人間に自らを捧げる…という物語だと考えると、
それがいかに「女王」の運命に反しているのかわかるだろう。
特に貴音の美しさの一端には、「女王」という崇高な使命を引き受ける信念、気高さも含まれるのだから、
それを貴音自身に投げ打たせるということがいかに罪深く、彼女を汚す行いなのか。
貴音という強力な背景をもったを用いたことで、楽曲が本来有する少女の聖性や背徳の度合いが
より一層強くなっているはずだ。慧眼である。



…ということを、ぼんやり考えながら『ひと夏の経験』を見た後に『エイリアンエイリアン』を見た。
ファム・ファタールとして描かれていたエイリアンのわたしも実はあなたが好き…という物語も切ないが、
それ以上に、舞田・安部菜々に対比される形で貴音が真打におかれたことで、
対比されたからこそ断絶され浮き上がってしまう「ホンモノ」の孤独を強烈に印象付ける。
上記のようにキャラクターとして後天的にエイリアンと称される舞田・安部菜々に対して
生まれながらエイリアンであるというだけでなく、
舞田=Mマス、安部菜々=デレマスの母体であるアイドルマスター(765)=貴音という
重鎮的な立ち位置が与えられるとともに、登場までタメが設けられているなど、
舞田・安部菜々とは明確な差別化がなされている。
ホンモノでありアイマスシリーズの母体に属する真打としての演出は、
貴音と舞田・安部菜々との立場の差、つまり孤独を感じさせるものでもあった。

それは非常に鮮烈で美しいが、同時にSP(ワンダリングスター)など貴音シナリオで
たった一人で運命に立ち向かう苛酷さがいかに貴音を傷つけたのかを知っている身としては、
ここで描かれる美しさは寂しさと表裏一体で、見るたびに涙を誘う女王の物語を感じさせるのだった。


アイドルマスター 「完全犯罪彼女」 貴音 そいP

こちらを思い出したのは、要するに個人として恋をする=堕落=犯罪者の烙印みたいな
連想が自分の中であったのだろう。



//
こういう妄想好きw
まぁここまで思い詰める必要はなくて、女王をやりつつたまには個人の楽しみをもてば健康的で良いのでは。

みんなのアイドルと「自分の」アイドルというアイドルを対象とした恋愛ものにも通じるテーマなのかも。
しかしこうやって考えると、広がり続けるアイマスシリーズ、
その母体である765メンバーの重圧、あるべき姿はどうなっていくのか、
怖いような楽しみなような気がします。

ていうか私のSP体験としては雪歩のライバルになる貴音なんか普通に見捨てたので、
貴音に同情する立場でもないと思うが。
  1. 2017/05/04(木) 21:30:00|
  2. ニコマス
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春香の 無免許&轢き逃げ 逃避行 最終話(アイドルマスター)

あっという間に3月が終わってしまいました。
春香さんお誕生日おめでとう。


春香の 無免許&轢き逃げ 逃避行 最終話(アイドルマスター) 天才カゴシマP


面白かったなあ、少し泣いちゃったw
春香がまた頑張ろうと思ってくれて良かった。


1~11話まで見た時点での備忘録はこちら


見終えて、改めて春香が主人公だったとしみじみ思う。
主人公なのは当然だが、視聴者としての私は春香と彼女の嫉妬に深く共感するとともに
その結末を心配していたので、最後まで春香から目が離せなかったという意味で春香はオンリーワンだった。
1~11話まで見た後、12~最終話を見る前に考えていたのも、美希と春香の別れのシーン、
そこにあった春香の嫉妬についてだった。

「無免許&轢き逃げ 逃避行」はタイトルからもわかる通り刺激的な展開が多い。
私はそういうリアリティのないものを受け取るのが得意でないので
(実際、極端なギャグはそこまで好みではないです)、
突飛なギャグ(?)と並行して描写されるキャラクターを読み取るのもまた難しかった。
そういう突飛なギャグとしての見せ方と、例えば春香の嫉妬に関する描写は差があったように思えて、
どこまでが真実で冗談なのか、(15話で春香が小鳥と和解するまでは)戸惑いながらの視聴だった。
別口で書いていた感想では、先の感想では触れなかったものの
「春香がどのくらいアイドルになりたいのかわからないけど。」と書いていたり。


一応、そのときの感想が以下。
春香と美希の別れのシーンで完膚なきまでに「春香が負けた」と感じてつらかった理由:
春香はアイドルになるためもがいて嫉妬もするのに、そんな望みを持たない美希にこそ
外見的魅力は備わっていて、美希本人は春香ほどそれを重要視していない、
勝者や持てるものの余裕…みたいなものにぐうの音も出ないほど叩きのめされる。
それが当然の人はそれの有無について勝負なんかしてくれない。
例えば私はそれを綾瀬さんに感じるし、だからあんまし彼女のプロデューサーにはなりたくないと感じるみたいな。
それを切望し嫉妬することすら理解してもらえなさそうな。
この人が(努力もしただろうけど、努力した人すべてが結果を得られるわけではないので)
当たり前のように手にして、捨てられるようなものを、必死で追い求めている自分の惨めさ。
その惨めさを伝えることもできない断絶。
いやまあ、春香がどのくらいアイドルになりたいのかわからないけど。
自分はできなかったんだ、負けたんだ、もう時間がないんです(違う)って気持ちに
いつまでも慣れないまま泣けてきちゃうんだろう。二度目はない。また頑張るの怖いなー。



かようにして、春香の描写がどこまで本気なのか疑いつつも私は春香の嫉妬に共感を示し、
同時に、彼女がアイドル、つまり夢を見て努力することをやめてしまい、このまま易きに流れて
幸せになることさえあきらめてしまうのではないかと心配もしていた。
物語の開始時点でも「売れないアイドル」だった春香の「無免許&轢き逃げ」以後の道中は、
彼女にとっては「夢が破れつつある」状態なわけで、それを受け入れるのはさぞつらいことだろう。
しかしつらい現実を他人のせいにして「易きに流れる」先にあるものが幸福である可能性は低い。
だから見ていて常に不安というか、突飛なことをする春香を笑って良いものか不安があった。
道中、春香はいくらも品性に欠ける、アイドルとしては相応しくない振る舞いをするが、
そのようにして春香が自分の在り方を律しないのは、
挫折によって春香が春香自身を諦めてしまったからなのか、
もちろん粗野なところも性質としてあるのだろうけどw 少し考えてしまう。
でもギャグだからコメントは笑うし(真面目にツッコむのは野暮だと思うけど)、
挫折半ばの春香もそれを笑うコメントも見ているのが落ち着かなかった。

一番それを感じたのは、春香がザリガニを食べて怪奇!ザリガニオンナ(?w)になったところ。
ザリガニオンナになった春香はその容姿に「相応しい」嫉妬を周囲に向けているシーンで、
春香の精神的な醜さを表す外見的な醜さ(美女と野獣の野獣ですね)をコメントは嘲笑するばかりで、

無免許&轢き逃げ3

…いや、絵面としても展開としても度が過ぎるほどギャグだし、
真面目にツッコんだら白けるので笑うのが正しいと思うが、
「美希ややよいには負けてるけど、伊織や雪歩なら五分五分…」と親しい人間にさえ妬みを抑えきれない
春香を笑えるほど私は「美しい」人間じゃないよなって悲しみもやはり実感としてある。



春香への心配、寂しさというものは、私の中の「女の子に対する愛情」の基本にあるものなんだと思う。
それは巡り巡って私のプロデュース感覚の話にも通じるもので、
私にとって悩めるアイドルたちは、かつての自分であり、友人であり、先輩や後輩であり、
少女漫画のヒロインのような身近な存在として認識しているところがある。
「憧れのあの子」や「成人男性のP」としてではなく、
同性・同年代としての共感をベースにした関係性と言うのだろうか。
親近感や愛着を抱いた「女の子」の拙さや悲しみに気づかないでいることは、
かつての自分、それに連なる現在の自分を見捨てるように切なく恐ろしいことだ。
自分可愛さというやつだろうかw


以前、「世界の終りのメロンパン」(覆面作家P)の感想を書いた際にも
私は「持つ者と持たざる者の対比」における「持たざる女の子」の扱いについて感情的になっている。
そういうのがツボ?なのだろう。
「持っていない」ことを見捨てられたらどうなっちゃうのか、自分でも不安なのかな。




たいていの人間は挫折や後悔の経験があって、勝者に対する敗者であって、
私も私なりにそういう経験があるからこそ、似たような状況にある女の子を見ると
不安になったり同情せずにはいられないんだろう。恥ずかしく情けない話だが。

厳密にいうと私個人としては春香の嫉妬を「醜い」とは感じていないのだが
(嫉妬するほど何物かに執着する女の子ってめちゃくちゃ情熱的で可愛いと思います)、
そういう精神性が世間一般(アイドル)として美しくない、あるいは彼女を幸せにしないことは理解できるという意味で。

人生の岐路に追い込まれた春香が、その先輩格としての小鳥さん
(特に第1章では春香がゲストキャラクター(同乗者)の容姿や若さに嫉妬する描写が多いので)
を許すことで自分のことも認められたのなら、
落ちぶれたときであっても信じてくれる人や待っていてくれる人がいるのなら、
夢の挫折からの「逃避行」の道中を「楽しかった」と言えるようになったなら、
彼女に共感していた私も救われるというものだ。
とゆーわけで、「無免許&轢き逃げ 逃避行」の春香はとても女の子らしくて可愛い子でした!


無免許&轢き逃げ2

まあ普通に可愛いからねえ。
そういえば「裏窓」での春香が「字が読めない」とか言い出したときも
いつものギャグだと思って笑ったのだが、今回の春香も中卒で…と言っていたあたり、
もし「字が読めない」ってのもギャグじゃなくて事実なら笑ってしまって申し訳なかったな。




雪歩あずさ美希伊織やよい千早律子小鳥亜美真美
同乗者××××
運転者×××××




私がこういう部分を気にしていた、というくらいの意味のないまとめ。
なんか心配ばかりしていたような感想になってしまったが、普通に面白おかしく視聴したのでw
普通に視聴していたつもりでも春香のことを考えていたのでそれを書いたつもり。
18話の始まりに雪歩の「まっすぐ」ステージが挿入され驚いたが、
その後の車を推すシーンの躍動感は負けてないというか勝っているのでは?と感じたのも新鮮だった。



見終えて一番印象が変わったのは律子。
よく分からないけどあたりの強い人、みたいな理解だったが、
再登場した彼女は現実的な視点でもって馬鹿な春香に厳しいことを言う、
それでいて春香を思う真たちを助けようともしていて、冷たいというより厳しい人なのだろうか。
「裏窓」の律子も765プロという袋小路を自覚しながらも春香たちアイドルを飼ったり切り捨てたりと、
俯瞰的な視点とそれに基づいて行動する厳しさをもちながら、同郷の響を助ける情がないわけではない人だった。
そういう人も好みなので、「無免許&轢き逃げ 逃避行」の律子も好き。
「親近感を抱く女の子」に対する「憧れのあの子」という点では、律子の方が私の憧れに近い在り方なんだろう。
それが本来の律子に近いかどうかはともかく、
一人に肩入れしないけど適当に付き合ってくれそうなところに甘えたくなるというか。


雪歩が正妻って感じも大満足でしたw
雪歩は立場としては春香に助けられた人物の一人でしかないのだろうけど、
春香の逃避行の始まりにいて、それは物語の終わりにいることで、やっぱり少し特別な女の子だ。
(というか、私にとって特別なんですけど)
春香の帰るべき場所、善性として描かれる雪歩は清らかな天使の美しさと温かさをもっていて、
ラストの春香と雪歩が再会するシーンでようやく春香が落ち着ける場所に帰ってこれたのだと心からほっとした。

無免許&轢き逃げ4
美人画かな?

雪歩といるときや雪歩を回想するときの春香は普段に比べればギャグも穏やか。
物語が始まる前から春香が雪歩を助けていたこととか、やっぱりはるゆきがナンバーワン!
逆に千早については、春香から美人と評されながら嫉妬されず、
村を救われたり男性的に(粗野に)求められながらも春香を「普通の女の子」として見るところが、
不思議なキャラクターだった。上の表でも、最後まで居場所を移動していないのは千早くらい?

無免許&轢き逃げ5
無免許&轢き逃げ6
無免許&轢き逃げ7





面白かったのでアレコレ書いたけど、野暮で申し訳ないな。
でも春香と雪歩が可愛かったので幸せでした。
タイトルや見始めたときの印象とはずいぶん違う話だったので、そこが興味深かったのかも。

追記は~11話までに考えた春香の嫉妬についてと、
12~最終話まで見ながらまとめてた一口メモみたいなの。
こういうのを残すのも自分可愛さってことでひとつ。 続きを読む
  1. 2017/04/03(月) 23:00:00|
  2. ニコマス(テキスト系)
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