なんか言いたくなったこと

アイドルマスターを中心に、余計なことを書く。

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裏窓

雪歩お誕生日おめでとう~

映画 「裏窓」 最終話(アイドルマスター) 天才カゴシマP


サムネが雪歩だったので、せっかくだし最終話から見た。


こちらをお誕生日にしたのは、ノベマスなのに動く雪歩の魅力を絵で見せてくれたから
(タイミングもあるけどw)。

ノベマスといえど、『裏窓』は無印の立ち絵だけではなく2の立ち絵、
あるいはダンスから抜いたと思われる姿勢や表情、ときにはMMDを動かしてキャラクターを映す。
「映す」と書いた通り、常にキャラクターと背景のパースが一致していること、
画面全体が明度を下げて(多分)上品にまとめられているため
(もしかしたら素材の差が目立たないように整えられているのかな?)
一見シリアスで、特に最終話は暴力的なシーンから開始ため
小心者の私は怖い話なのかな…としばらくドキドキしていたw
が、その画作りとは対照的に、物語や演出にはアイマス的なギャグやPのセンスがひかる
非常に楽しい作品だった。見終わると怖がってたのか不思議なくらいw
ちなみに元の映画は怖くて見る勇気が出ないので、映画との比較とか、したいけどできない…w


さて、かようにこだわりを感じる『裏窓』という作品は、
雪歩が主役というだけでなく、
雪歩は可愛いと明言するだけでもなく、
ラストシーン、非常に躍動的な雪歩が印象的だった。

ラスト(正確にはエピローグかもしれない)シーンに至るまでの善悪の問答、
雪歩がひよこの(というか鶏の)雌雄を見分けたことは、
通して見ても物語的な感動がそこまであるようには感じられなかった。
強いていえばもともと映画でも衝撃的だったであろう
「765プロ側からも雪歩が見られていた」シーンと合わせた流れで云々できなくもないが
(さらに春香のセリフだということも考えると…)ひとまずおいといてw
少なくとも、作中の様々な事件に比べれば本当に些細な出来事のはずのそこが
作中屈指の動的なシーンとなっていることに驚いた。
動きの流れとしては、
①右下に向かって俯いた雪歩
②正面を見る雪歩、急に顔を上げたため髪は右に残っている
③画面右寄り、雪歩の動線に従ったモーションブラー(的な効果)
④顔の動きに従って、髪が左に大きく揺れる
となっている。
無印の立ち絵の組み合わせではなくダンスのコマ数を落とした動画、
もしくはダンスから抜き出した静止画の組み合わせたのだろうか。
他に動きのあるシーンはMMDを用いたロングショットが数か所あるのみと思われるため、
基本的には静止画で構成されていた作品内で
しかもアップで動くこのシーンが一番目に残るシーンとなるに違いない。
これがラストに“とっておかれた”、とっておきの演出だとするならば、
雪歩の躍動が物語をしめくくるに足る魅力を有していると判断されたのだと思われる。
少なくとも私にはこの雪歩、この動きがいかに魅力的かわかるし、おそらくPも信じているはずだ。
いえ、正確には雪歩個人の外見的魅力が優れているというより
単に雪歩が主人公だからラストを担っただけで
Pは動き、躍動から引きずり出される生命力をこそ魅力だと
認識しているのかもしれないが、それで充分です。
アイドルが動くことの魅力を信じている、それをノベマスでも表現する、
だからこの物語は信頼できる。そういう感動があった。

また、私はそもそも動いている肉体というものの魅力を信じているが、
人間の意志で制御できる身体と違って、
髪や衣服は制御不可だからこそ身体の躍動の余韻を残す素晴らしいアイテムである。
(だから絵を描くときはロングヘアが好き)
改めて雪歩を見るとショートヘアでも髪の動きを表現できるどころか、
むしろショートヘアで動きを表現するからこそ、視線が顔周りに集中させられるため
動きと表情の美しさをいっぺんに描写できるのだとわかった。
ロングはロングカメラでポーズとの組み合わせですかねー。


私にとって雪歩、特に踊る姿や顔、表情などの外見的魅力は自明のものであり、
少なくともアイマスで一番可愛いと言っても過言ではないが、
たぶん、おそらく世間一般にはそう思われはいないだろう。
まあ、そういうわがままも満たされて嬉しいな~ってことで。
ダンスを大事にしよう。




あとはあまり関係のない感想だが、ゆきまこ・はるゆきも良かった。
アニマス最大の影響は真の優しさに触れた結果ゆきまこ好きになったことで、
『裏窓』でのゆきまこは真が男性役として、また帰るべき善性として雪歩に至れり尽くせり、
ロマンスや“綺麗な”雪歩wが見られる機会を提供してくれた。
特に最終話では、雪歩が病室から落下する瞬間はあっという間なのに
真が受け止める瞬間は「受け止める」→「顔を見る」という2段階の動きで
スローモーション風に演出されており、「優しく抱きとめてくれた」感じがすごく格好良かった!
優しさをセリフではなく行動で伝える男らしさ、野次馬の歓声もあわせて
スーパーマン(しかも雪歩だけの!)のようなヒーロー役だった。
アニマスで真の優しさに惚れ惚れした私も大満足w
映画では男性が主人公なのになぜ雪歩が女性として配役されたのか、
真が主人公にならなかったのか不思議だったが、
こういうキャラクター付けだったからだろうか?
設定的には肉体労働者って夫にするにはいい男ではないと思ったので、
キャラクターありきなのかな、と。
ゆきまこが素敵かつ安定した関係として描かれるからこそ、それが壊れてしまうほど
雪歩がリスクを冒して戻れなくなってしまうのでは…とハラハラもした。

そういう意味では、最初から打算的なはるゆきの関係の方が安心して見られたかも。
春香は男らしいというより漢気のあるキャラクターで、
ラストでわざわざ雪歩を刺しておいて深入りしすぎない、
関わった分だけ関わり返すようなバランス感覚が旅人のようなキャラクターだった。
良い意味で、雪歩の前から去っていくのがふさわしい感じ。
ラストのひよこの雌雄のシーンも、上で些細とは書いたが
はるゆき的に考えれば二人をつなぐ唯一の謎だったので、
そこもきちんと解消して去っていくのは関係がゼロに戻った感があった。
ラストシーンは物語というより二人の別れのきっかけだから
あれほど演出的だったのだろうか。
遅れて動いた髪が元の位置に戻るタイミングが春香の疑問に答えるシーンなので、
「そんじゃ、また!」まででひとつの流れなんだとは思う。
とはいえ最後に残った縁があんなにどうでもよい事柄というのも軽やかで、
というか全体にドライな感じがあって好き(といってもED曲はとてもウェットだがw)。
そのドライな面を春香が担ってるのかな。
たとえば雪歩が今後映画になるようなドラマチックな出来事に遭遇することはないかもしれないが、
春香はむしろ、『裏窓』以前も以後も、何か映画のような出来事とすれ違い続けるような、
雪歩よりはよほど主役らしいところがあるように思った。
まあ、天才カゴシマPの他作品では春香が主役らしい、と知っているからいうのですがw



メリークリスマスでした
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  1. 2015/12/24(木) 23:00:00|
  2. ニコマス(テキスト系)
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アイドル&チョコレート~惨劇館へようこそ~

文章や画像でのネタバレがあるので注意。


【卓m@s】アイドル&チョコレート~惨劇館へようこそ~序幕



面白かったー!
猫チョコ(正式名称:CAT&CHOCOLATE)は無茶振りを楽しむゲームだと思っていたので、
それをテーマとした動画もどれだけふざけた内容となっているのかと思いきや。
意外なことに動画自体はしっかりとしたホラーテイストを打ち出している。

PLは響、あずさ、伊織、小鳥の4人。
猫チョコは各PLが配られたカードを駆使してアクシデントを切り抜けるゲームだが、
アクシデントを起承転結の転と置き換えると、動画ではそこにちょっとした起承と結を加えて
あえて小編として形を整えている。
本来は転のみだからこそ道理の欠けた状況設定の不気味さ、
PLが失敗したときに描かれるアイドルの凄惨な死亡シーンや成功したにもかかわらず後味の悪い結末は
「ゲームは終わったはずなのに」物語が続く居心地の悪さと相まって
(ホラー的にいい意味で)不快感がある。
後から拝見したところホラー系動画をいくつか投稿されてるので納得。


cc1.png
なんでもないシーンだが、さびれた洋館、水辺、微妙な影の雰囲気がなんか…。
後の展開は(潰れる音に対する不快感はあるものの)怖いというほどではないのに、
この手洗い場の風景だけは異様に怖くて、夜に見るのはギブアップして翌朝再挑戦しました。
結末を知ってる今見てもなんとなく嫌な感じになるのが不思議…自分で張っておいてなんですが怖いw


PLごとにイベントが独立しているため、
さながら「本当にあった怖い話」風の視聴者投稿(体験談)の態をとったようなオムニバスホラーとなっている。
それらしく各話タイトルシーンでPL名が「主演」としてクレジットされているのも良し、
この枠組みを整えただけでも「なるほど~」と感心してしまった。

また、ゲームとは不可分にあるPLとしてのアイドルの姿は、比較的コミカルに描かれている。
アイドルごとのプレイング傾向が割り振られており、
卓ゲ動画におけるPLとPCの関係、ゲームの劇中劇的な側面を考えた上でも
猫チョコをオムニバスドラマ風にまとめるのはうまい活用法だと思った。

小鳥さん主演の話は毎回猫チョコらしいエキセントリックさで比較的後味も悪くないからトリにしたのかな?小鳥だけに
アイドルたちがゲームを楽しむ様子に親近感がわく分、
ゲーム内で無残に死んでしまう描写への嫌悪感も否応なく増す。
いい悪循環だなーw



個人的に一番怖かったのは10話目にあたる「かしこい かしこい」。
ある程度は恐怖に慣れ、物語のパターンも予想できる頃だろう。
突然すぎる悪魔の登場、あからさまにおどろおどろしい付け足し目玉には
笑ってしまったくらいだが、そうやって気が緩んでいた分オチが本当に怖かった。

cc2.png
自分で張っていてもやっぱり怖いので、あまり見たくないw

ぎょろ目とつり上がった唇がそろって顔の態を成している画としての率直な奇怪さはもちろんだが、
伊織が確認に行くまで待って、ぬか喜びさせてから馬鹿にするという上げて落とす展開、
そこにある悪意の不快感たるや…。
悪魔の目玉が付け足したものだったので、それだけをマネキンに移植するのは
制作した側からすると不思議のないことなのかもしれないが、
見ている私は予想もしていなかったので身体がビクッと動いてしまったw
まさか目だけ残すとは…ひとつ前の響の話もあって、
「やったか?」→やってなかった、の逆襲が来るとわかってたのにまんまと驚きました。


話はそれるが、個人的に毒蜘蛛や悪魔などは即物的すぎてナイフに恐怖の方が近い。
ナイフを危険と思うような目に遭ったこともないので、
むしろ幽霊に伴われる、背景としてある陰惨な事情や意思、
理不尽に他人を害する悪意にリアリティを感じるのかもしれない。


伊織の話は6話「蠱惑の蝶」のオチも好き。あえて額の中の伊織を見せない演出が奥床しい。
2作目は説明文に
 静かに這いよる悪意の触手が、狙いを定めたのは彼女達の【心の中】。
とある通り、精神攻撃(?)のためどの話にも765アイドルが関わってくるのが楽しくも恐ろしい。

cc4.png
でもホラーにエロはつきものだからね、ちかたないね。



まあ、そういった理屈は抜きにしても、怖くて面白かったです。怖がりの見たがりは思う存分楽しんだ!
何度も言うが、本来は筋のないゲームを見事なホラードラマにしているし、
その物語部分にしても単なる付け足しではなく、ゲームを活かして
恐怖(あるいはユーモア)を煽る独創的かつアイドルらしさ満点のシナリオに仕上げている。
また無印や2のゲームモデル、MMD、イラストなどを利用することで怖い絵面が丁寧に作られている。

cc3.png
ニコマス特有の笑いにつながってしまう場合もあるがw
お馴染みの、とかキャラクター化されるとむしろ面白くなるのかな~。

絵以外も、シーンに応じたSEやBGMの充実度といい
猫チョコから想起される大味感を裏切る作りこまれた作品だった。

  1. 2015/05/19(火) 22:30:00|
  2. ニコマス(テキスト系)
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世界の終りのメロンパン

デレアニ3話によせて。

世界の終りのメロンパン 覆面作家P

デレアニを見たとき、「世界の終りのメロンパン」を見終わったときの途方に暮れる気持ちを思い出した。


この作品に出てくる名もない女子高生(以下女子高生)は非常に良い子だ。
暇を持て余しているからといって遊び歩くことはないし、
凛がスカウトされれば身を挺して友達を守り諭す気概もある。
凛以外の友達が登場しないわりに人間関係において寂しい様子もなく、
おそらくは良い家庭に生まれ育ったのだろうか、
親や先生の言うことにむやみに反抗せず、退屈に甘えず、自分や友達の心身を守る善良さがある。
現実と比較すれば、この退屈に擦れない女子高生は
「密かにアイドルを目指す女子高生」以上に貴重なものにも思える。
多少大げさだが、それくらい好感のもてるキャラクターだった。

だからこそ、この女子高生のいる場所を「世界の終り」と称されることがやるせない。
「世界の終り」というのはあくまでも自らアイドルの世界へ飛び出して行った凛との対比であり、
決してこの女子高生に未来がないというようなネガティブな意味を背負わせているのではないだろう。
それでも感情的になってしまうのは、
「じゃあどうすれば、この「普通に良い子」な女子高生の世界は始まるの?」
すなわち女子高生が自発的に好きなことや意志を得ることによって人生に参加する方法について、
外から働きかける明確な手段はほぼないと考えているからだ。


「意志を得る」ことのハードルを感じさせる要因の一つに、
「女子高生がPのスカウトを遮ったこと」がある。
一度は否定された夢物語を自らの意志で紡ぎだした凛の思いの丈は確かに素晴らしい。
しかし、逆に女子高生は夢をありえないことだと断じたけれど、
この女子高生(に限らないけど)が見知らぬ男性からの誘いを断るなんてあまりにも当然のことで、
それは決して彼女の瑕疵ではないはずだ。
凛がそれに応えられたのはそもそも意志をもっていたからに過ぎない。
あくまでも「普通の善良さ」だけで生きる女子高生には白馬の王子様も歌のお姉さんも現れないし、
ドラマチックなチャンスが訪れても変質者として処理されるだけだろう。
だからこそ女子高生は何か劇的な出会いを通してではなく、
日常の中で「人生を充実させる(物語にする)意志」を見つけなければならない。
もちろんなんとなく始めたことにハマったり才能を開花させるかもしれないが、
後者は才能自体がある種の奇跡だし、前者は女子高生が仕事や家庭に入っても続けられるかの問題がある。

私が(強いていえば)好きなことがある方なので「好きなこと」にこだわりすぎているのも確かだ。
デレアニの凛は「世界の終りのメロンパン」とは異なり
Pや卯月の後押しでアイドルの世界に踏み込んでいくことになる。
アニメの凛はアイドルにならなければつまらない人生を送ったのだろうか?
キャラクター設定として歌の才能(と魅力的な容姿)だけは常にあるようだから、
才能を発揮する機会を与えられること自体は良いことだし、
それはもはや「果たすべき物語(人生)」と言っても過言ではないだろう。
「世界の終りのメロパン」の凛が自ら「アイドルになりたい」と志したのなら、
意志と才能が果たされる物語もまた感動的だ(デレアニの卯月や未央に近いのだろうか)。

しかしそれらはあくまで個人の感覚とシンデレラストーリーの場合であって、
この女子高生に今は好きなことがなくても、この先好きなことに出会えなかったとしても
すなわち不幸だということを意味しない。
好きなことに捕らわれず普通に人生を送るだけでも十分楽しいのかもしれないし
女子高生にはそれが期待できるだけの良識がある。
それでも自分の夢を叶えていく凛の溌剌とした輝きと対比されてしまえば、
常識的な生き方は卑小と言い換えることもできる。
他人と比較するなんて馬鹿な話かもしれないけど、見ていてとてもつらいものがあった。
もしかしたら、女子高生もまた凛と出会ったことで変化し「世界の終り」から脱していくのかもしれない。
でも、「普通の女の子」に、凛と出会う機会は一生訪れない。



というような、作品と関係ないことを考えている。すみません…。
あんまり関係ないし感情的なので人に見せるのもどうかと思ったが、アニメも面白かったので。
「世界の終りのメロンパン」が嫌いということではなくて、
いろいろ考えることのできる素晴らしい作品と思っています。読後感ももっと爽やかです。

「世界の終りのメロンパン」は凛のスタート地点での特別性(輝き)、
すなわち意志が描かれるため、その対比物(影)としての女子高生の存在がある。
舞台裏ですらない客席の視点から登壇する凛にスポットライトを当てていて、
たまたま女優が同級生だったみたいな(単なる偶然なので、それ自体には意味がない)。
本来は凛に注目すべき話なのに客席を気にしてしまうのは
影にするには女子高生が普通の良い子すぎて、
客というより選ばれなかった女優、凛という輝きを対比物とした「影」の物語性を帯びているように見えるのだ。
たとえどんなに善良でも、それだけでは輝きや幸福は保証されないのも現実だし、
そもそも物語はないのに物語性を感じるあたり贔屓目なんだけど、
割り切るには女の子ってみんな可愛いからね、ちかたないねw
可愛い女の子が好きなので、
ニュージェネのスタート地点をバランス良く配置したアニメも人並みに楽しんでおります。
あとは宇宙一可愛い幸子の活躍に期待?w
ぷちデレラでバラエティやロケに関するセリフが多いので、そういうので登場するかなー。
シンデレラも元は貴族だしな~っていうか。
  1. 2015/02/18(水) 08:41:00|
  2. ニコマス(テキスト系)
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【アイマス×オホーツクに消ゆ】 デコのおまわりさん

驚きの時間泥棒っぷり!
まだ最新話までおいついていないのだが、せっかくミステリーなので事件解決前に感想をひとつ。

【アイマス×オホーツクに消ゆ】 デコのおまわりさん 第一話 バニラマリンP

現在は17話まで視聴済。
多くの方が絶賛し、オススメする作品は面白い可能性が高いのだと再確認したが、
私の視聴理由はそれとは関係なく。
こちらの動画タイトルを見た瞬間に
「わたまきさんPの「ポピュラス オホーツク 夜光虫 きね子~♪」って歌詞の“オホーツク”って
 もしかしてこの“オホーツク”だったのか!」

と閃いた縁(?)で、人気もあるし見てみようかしら、と気が向いてみた次第。
歌詞は言葉というより音で覚えてしまうので、「ポピュラス~♪」の意味もわからないまま
語呂がいいので記憶に残っちゃってて…でも、わかるときは一気に気が付くものだ。


驚きの時間泥棒っぷりの、面白いというかとにかく続きが気になって仕方ない作品。
本作は「北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ」というADVゲームをもとにしたノベマス。
そういえば『春香がドラゴンクエストの制作者になるようです』(井川KP)に名前が出ていたような…!
コメントから察するに、原作にバニラマリンPオリジナルのシナリオを加えられているらしい。
その結果なのか、殺人事件にまつわる謎が物語を牽引するものの
その過程で描かれるのは重厚な人間ドラマで、それが本作一番の魅力と言えよう。
ミステリーとしてというよりはいわゆる刑事物として
各登場人物の性格や所属による立場や目的の違いをいかに綱引きするか、
制限付きの駆け引きにおいていかに損を減らし得をするか、そして自らの本願を叶えるのは誰か!?
と、殺人事件と同じくらい事件に関わる面々の駆け引き・鞘当ての結末が気になる。
個々のキャラクター萌え~な感じではなく、熱い勝負を見守りながら視聴しているつもりなので、
個人的に一番気になるキャラクターは千早管理官。

千早が登場すると結構コメントが怖くなるので動画内の駆け引き以上にハラハラしてしまうのだが、
確かに千早は理解しがたいキャラクターだ。
各々が事件の解決なり保身なりを目的として立ち回っている最中、
千早もあえていうなら保身を第一に動いているのだろう。
しかしそれにしては物事を把握しつつ無視する冷静さが、千早には目立つ。
17話の千早と捜査一課長の言動からすると、
要するに千早は
・あくまでも初期目的を遂行する意志の堅さ
 「警視庁多忙のため、事件の早期解決を図る」
 「本庁と中署の連絡を円滑にして、本庁の指示を速やかに反映させる」
 「行政マンで捜査に疎い自分ではなく中署長に指揮系統を一本化させ、報告書のみ受け付ける」
 →なので報告書が形になってさえいれば内容は問わない、
  すなわち釧路中署に関わって痛い腹に触れる真似はしない、と言外に伝えたのに
  釧路中署長はタイムリミットがあるので怠けて逃げようとする
 →そのために釧路地検の名を出して釧路中署に報告書の捏造を促す
・自分が「お飾り」であることを自覚しつつ、その立場に要求される行動は確実に遂行し
 ともすれば侮られていることを見越して利用する賢しさ
・釧路地検と萩原組土建との問題をきちんと把握するなど視野を広く保ちつつ、
 現状では上記目的にしか役立てていない
 →あくまで事件の真相解明より早期解決を優先している

ということでいい…のかな!?間違ってるかも!!!
伊織には執着しているようだが、そのせいで本来自分が課されている行動を見失っているようには見えない。
何かの目的で冷静なのだとすればいったいその目的はなんなのだろう?
考えられるのは数年「お飾り」任務をすませることでエリート街道を盤石なものにすることだが、
しかしエリートとなってその後の展望などは明らかにされておらず、
むしろ努力で研究者の世界に近づいてはじかれた過去を思えばエリートに執着があるというのも妙な話だ。
そこは伊織との過去の確執でエリートへの執着が強まったのか…。
研究者云々は伊織の発言のみ、客観的事実としては院卒というだけなので信憑性は不明だが、
過去の出来事で何重にもねじれていそうな千早管理官の考えるところは特に気になった。

いやしかし、刑事物の小説やドラマはあまり見ない、昭和のアレコレにイマイチ実感がない、
推理できない、組織構造わからない、政治・権力の駆け引きの真意を探るのも難しい上に
原作「オホーツクに消ゆ」も「ポートピア殺人事件」未プレイ、
どのキャラクターにも肩入れしすぎることができないしで、
自分ものすごい馬鹿だー!と思いながら視聴しているw
千早が気になるとは書いたけれど、単に私が彼女の意図を見落としたり読み違えているだけ、
という可能性も十分ありえるw


誰にも肩入れしていないので、登場人物の(駆け引きの結果)ドヤ顔を見るのがなかなか楽しい。
ohotsuku6.png
勝ってはいないが負ける気もない、といった感じ。
渋谷凛の強気で攻めつつ引くときは引く、虎視眈々とした攻めの姿勢と度胸が好き。
部下が綾瀬さんなところも良い。

ohotsuku3.png
このシーンはつまり、釧路中署長らが千早を侮っているところを逆に引っ掛けた(報告書を催促した)…んだよね?
違ったらすみません。この後の薄ら笑いの顔が好き。
千早は釧路中署長らに煽られてもそれに乗って感情のまま行動することはなく、
むしろ釧路中署、萩原組土建と釧路地検の関係をつかんで利用するなど
正義感とは程遠いがこう見ると初期の印象(アピール?)よりは有能で、
それだけにもっと戦い(駆け引きの場)に参加すれば良いのに~と思ってしまう。
でも対面では煽られかけてたから、少し引いてから行動する方があっていると考えてるのかも。
そこは伊織の千早評(「人一倍努力はするけど、根本的には頭の悪さをカバーできない」)と合致してるのかな。

ohotsuku1.png
ここは上司との内密の連絡なので、少なくとも千早が伊織に対して強い思いを抱いているのは演技ではなさそう。
美希(釧路地検)を使って萩原組に触れた伊織に権力を使おうとしたが負け惜しみを言うに終わるのも、
それが事件の早期解決ではなく伊織への執着による例外的な行動(失敗)だからなのかもしれない。
千早の薄ら笑いが、たとえば心底伊織を憎んでいて彼女のもがき苦しむ姿に愉悦を感じる
という結果なのであればそれはそれで(冷静ではないけれど)良いのだが、
彼女の目的(保身)を遂行するわりに有能で、しかし出世欲や自己顕示欲も感じられず、
どこに真意があるのかつかめないキャラクターです。


ohotsuku2.png
(こちらは上のシーンよりも前の、釧路に帰りたいけど帰れないシーン)
伊織は、その言動から刑事物によくいる叩き上げの中年男性警官を連想させるが、
彼女も一応はエリート組である。
ただ、おそらくはポートピア殺人事件の犯人(警察官)をかばうような行動をとってしまい、
結果として現在は出世街道から離れ、いろいろとやる気が減退気味?
伊織を見ているときほど、『デコのおまわりさん』のアイドルが、アイドル本人ではなく演者であることを考える。
伊織の「伊織らしさ」としてのツッコミはおおよそギャグシーンに割かれ、
捜査や駆け引きのようなシリアスシーンでは話し方・考え方の端々から
彼女が本来持たないはずの年季を感じさせる。
コメントに「いおりんたちはもう行かず後家ってやつなんだな」とあって、
ああそういえば女性だったのかと納得するようなしないような。
外見こそ女性(14歳…)だが、波乱万丈の歴史がありすぎるw
だが、組織に翻弄される中年男性を演じるにあたって最も重要な「しかめっ面」が得意wな伊織は、
ベストキャスティングでもある。
主要人物で女性に見えなくもないのは道明寺、高垣楓、千早、美希、律子あたり。
楓はよっぽどうまく立ち回らないとキャリアが閉ざされる危機的状況で可哀想。


ohotsuku4.png
亜美が言いそうなセリフだけど、亜美も春香もお互いのこと全然好きではないよねw
アイマス本編では子供らしい無邪気さでもって小憎たらしさを発揮する亜美も、
本作では子供だからではなく有能な権力者として春香や律子に居丈高に振る舞っている。
亜美のキャラクターは似ても似つかないのに、表面だけは似ているように見える絶妙のキャスティングだ。
春香をからかっているときなど、
アイマスの亜美なら面白いからからかうという何も考えないストレートさが子供っぽさにつながるのに、
こちらだと亜美の方が春香より立場が強いからこそストレートに春香をからかって(=馬鹿にして)いて、
春香や律子が自分を不快にするときは態度がガラッと変わる。
その傲慢さ、本家アイマスとのギャップが癖になるキャラクター。大好き。
こう考えると、伊織も亜美も本来のキャラクターの特徴をつかんだキャスティングである。

ohotsuku5.png
やっぱり権力がナンバーワン!
こういう人が最後に笑う結末でも、それはそれで思い切りが良くてスカッとする。
バブル崩壊が待ってるけどね。




一応ミステリーなので犯人予想をすると(!?)、
大穴:本田未央…感じの良い人が実は犯人、というのがミステリーの定石
本命:50歳以上の北海道出身者

犯人どころか事件関係者の把握さえままなっていないんだけどw
そもそもは高木純一郎・飯島幸男・奥村紀介が
過去に暴力団である萩原組との関わりで何らかの共犯関係にあり(40年前の事件)、
そこに野村も関わっていたか、後年娘とともに関わった、あるいは巻き込まれたものと思われる。
増田文吉は野村と似た外見だったため何らかの偽装工作を頼まれ
(その代わりに金銭や就職の世話、娘・ほたるの765プロ入社などの謝礼を受け取り)、
その最中にゆかりともども殺された…みたいなことなのかな?
野村の立場は飯島幸男の監視や野村ゆかりの765プロ入社、奥村の手紙に加えて、
野村親子も頑なに口を開かないあたり過去の事件の加害者、単純な被害者ではなさそう。
(曰く、奥村・飯島は“昔”野村に「世話になった」)
増田はゆかりと外出しながらも彼女の家には泊まらずキャバレーに行くなど二人の関係は不自然で、
増田・ゆかり(の死)を期におそらくは奥村らの過去の犯罪に端を発する連続殺人が始まった風に見える。
となると怨恨、あるいは過去の犯罪の関係者を消したい萩原組(律子以外)の犯行が考えられる。
増田と奥村たちが出会った経緯は謎だが、
奥村や飯島の後悔したような様子・行動と萩原組ではなく飯島本人が増田に金銭を渡していたことから
奥村たちは過去の犯罪を悔いており、その罪滅ぼし等のため個人的に増田を使った可能性がある。
また、現在は萩原組に関わっていないはずの奥村が推した増田を萩原組土建が雇ったのも謎だが、
増田たえに口止め料を払って奥村の存在を隠匿した律子も、もちろん過去の事件を把握している。
つまり、その犯罪は萩原組の公認あるいは黙認のもと行われたものであり
むしろ警察や政治家である春香の後ろ盾を欲したのもそのため…というのは
今になって用心するのは不自然なので、警察とのつながりは素直に春香との関係を隠すためか?
そもそ律子のバックには萩原組(雪歩?)がいるため犯人とも言い難い。
現場での実務(伊織との喧嘩wや亜美の接待)に苦労する場面が多いのでどこか下っ端感が。
しかし、萩原組は過去の事件を気にしているが現在の殺人事件とはどこまで関わっているのか不明。
犯人が単独犯であれば、お盆過ぎに東京にいたことになるのかな。

ミステリーのトリックはともかく人間関係のいざこざは当たったためしがない。
こういう「誰でも犯行が可能」みたいなタイプは特に難しい。
(極端な話をすれば、増田・ゆかりはゆかりのファンに殺された可能性もなくはないわけだし)
警察もまだ捜査途中、現在50話まで連載中の作品の17話では情報不足は明らかなので、
ミステリーとしても続きが楽しみ。
多分萩原組本家に雪歩が登場するはずなので、それも待ち遠しい。
2グラってことはまさに女子高生とかなのかも。
そういえば、昔が2グラで現在が無印立ち絵なのも「輝きを失った」のが目に見えてわかるので
意外と違和感なくて面白かった。


ごちゃごちゃ書いてしまった。しばらく続きを見ない(つもり)なので備忘録も兼ねて。
上の方でコメントについて書いてしまったけど、基本的にはコメントもありがたく楽しんでいる。
ゲームはもちろん警察組織や当時の社会情勢、あと北海道のこともほぼわからないので、
各種解説・ツッコミコメントのおかげで「今夜はお楽しみでしたね」のようなネタも
とりこぼさず楽しむことができるのでありがたい。
  1. 2015/01/06(火) 21:30:00|
  2. ニコマス(テキスト系)
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ホットなジュース

寝てなくて疲れてて、短時間でいいから心を休ませたい…ってときに、
ゆきいおで検索してトップにあった動画。
特にゆきいおが好きとかそういうわけではないです。


ホットなジュース【ノベマス短編】 ビンゴP


始まりからジャジーで、再生時間が短いながらもOPというか扉絵的なイントロがあるのも品があって良い。
サムネがそのイントロに当たるのだが、机の下、カップの隙間から
ちょこんと二人の眼やピンクのリボンがのぞいて妙に可愛い。
ジャズでアヴァンティ(ラジオ番組)が好きだったことを思い出してみたり。
(それくらいしかジャズ的なものに触れる機会がなかっただけだが…、
 感想を書くにあたって知ったのですが、ラジオはすでに終了していたんですね)
というわけで始まってすぐ好感を抱いたのだが、
内容もドラマチックな騒動が起きるのではなく穏やかで些細なやりとりのみ、
それでいてほんのりときめきというか、浮き足立つような後味のラストになっている。
疲れてる以上に時間がなかったので、見終わった後も延々煩悶するのとは少し違った
優しい味わいがちょうど良かった。
そのほんのりときめき具合が癖になって、以降疲労を感じたときに何度も視聴させていただいた。
自分でいうのも恥ずかしいがラブストーリー好きなので…。

内容については、まず始まりの
「おはよう。」「おはよう。」
というだけの会話が、たった2分の動画にあるのが面白かった。
実生活でも挨拶はコミュニケーションの導入になる礼儀なので、
話としてスムーズではないかもしれないがリアルなテンポに感じられた。
そのようにゆったりとした空気を醸し出すゆきいおの関係でも、
伊織の雪歩に対する態度の柔らかさは際立っている。
それが伊織の好意のなせるわざだと気づけば
(「ゆきいお」だから当然なわけだが、ゆきいおに関してイメージがなかったもので)、
伊織のあくまで「普通」の受け答えでさえいじらしい。
ツッコミ役をこなして感情を波を露わにするわけでもなく、むしろ努めて冷静に話しているだけ、
という伊織の姿が新鮮ながらも日常風景っぽく、ほんのりときめきw

『ゆきほさん』シリーズの感想を書きながら考えていたのだが、私のいう「日常」は
私が自分の経験と照らし合わせて覚えがあるときに「日常」っぽいと捉えているだけなので、
人によってはどうなのか保証はできない。
逆に言えば他人が「日常」と言ったって私に馴染みがなければそれは「日常」とは思えないわけで、
まぁ改めて言うまでもないかもしれないが念のため。
だからこそ「日常」っぽいと思ったものには、郷愁を含んだ愛着がわいてしまうのだろう。

閑話休題。
たった2分の動画では周囲に騒動が起こりようもなく、
伊織が雪歩に翻弄されつつも、表面上は伊織も二人の関係も穏やかさを保ったまま動画は終わる。
その表面をなんとか取り繕った伊織を見ていると、導入の挨拶の無難さと併せても
もしかしてこの世界の伊織の「日常」はこのくらい呑気な日々と姿勢でできているのかしら、と気になった。
戸惑いつつも出た「ああ、うん。行ってらっしゃい。」というセリフ自体は
二人の間では珍しくもないんだろうなーとか…想像すると、
(声優さんの演技がないせいかもしれないが)すごく「普通」の「友達」らしい会話だ。
伊織の「日常」、感情を抑制する態度に共感するとともに、
伊織のこれからや抱えた疑問についてもふとした瞬間考えてしまって、
自然と味わい深い作品になっていった。
動画説明文にもある通り「想像の余地を残すようなラスト」なのだが、
短くあっさりした動画はあっという間に過ぎ去って何が起こったのか把握しきれないため、
かえって出来事の衝撃が増すようだ。
表面的には衝撃というほどでもないだろうが、
きっとこの動画が終わっても伊織は悶々としてしまうのだろう…という気持ちを思って、
私もそわそわしてつい二度三度と動画を見てしまったのかもしれない。


hotjuice.png
『ゆきほさん』の雪歩と同じく、ちょっと小悪魔はいってる雪歩?w
内面描写のない(他者視点で描かれる)雪歩が実は好きなのかも。
伊織のじわじわとした表情の変化も無印立ち絵ならではのコミカルな愛らしさがあって、
めちゃくちゃ切ないワンシーンというよりちょっとした日常のドツボみたいな。





私は雪歩と伊織は「アイマスキャラ」としてではなくそれぞれ好きで
別段ゆきいお、百合・カップリングを通して楽しみたいとは思わないタイプだが、
まあでも、可愛い子が仲良くしているのはハッピーだし。ラブストーリーらぶだし。
あ、ノベマスでこういうほのぼの?リリカルなラブストーリー見たいかも…。


2014年大晦日に予約投稿したつもりが下書きのままになってた><
昨年はお疲れ様でしたー今年も楽しい年にしましょー。
私は年明け早々モバマスで幸子が引けたので最高の一年になりそう!やったー!
  1. 2015/01/01(木) 22:30:00|
  2. ニコマス(テキスト系)
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