なんか言いたくなったこと

アイドルマスターを中心に、余計なことを書く。

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撃たれる女


撃たれる女 電動P


申し訳ないことに動画そのものの話はほとんどしてないです。

初視聴時、英語が聞き取れたことが嬉しくて熱心に歌を聴いていたのだが、
冒頭に“black”“white”のフレーズがあったこと、ヴォーカルが黒人女性に聞こえたこともあって
勝手に人種差別の問題についての歌なのかしら、と想像を膨らませてしまった。もちろん違いました。
私は大きく言えば「現実に人が死ぬ話」は怖くて苦手なので、
この勘違いのせいで物憂げで意味深な色合いの映像にまで過剰な恐怖を感じた。

本作はCUBF(千早地下動画的誕生祭:Chihaya Underground Birthday Festival)参加作であり
CUBFにおいては“アンダーグラウンドの定義はメインストリームではない動画”ということらしいが、
アングラという言葉そのものに、無意識ながら影を感じていたのかもしれない。
まあ、単純に怖がりなので…。

utare.png
でもやっぱり、ちょっと怖いw
背景と色が混ざって特に髪の境界が曖昧で、肌が衣装やスモークと同じくらい白いし、
何より足がないw
とはいえ背中のくぼみも美しく、人間というより人形的な儚さと表裏一体の恐ろしさみたいなものかと…。

怖かったのだが、曲が気に入ったことと勘違いの恐怖を取り除くため繰り返し見ているうちに、
死の恐怖は千早の弟の死に対する重みにすり替わってゆき、
そうすると今度はなぜか千早の母(如月千種さん?)への同情が生まれてナーバスになってしまった。
「如月優」は千早を中心に見ると確かに「千早の弟」なのだが、彼は同時に「如月千種の息子」でもあり、
アニマスで春香に絵日記を渡した場面の如月千種の子供達への思いを想像すると…。
ひどい言い方をすれば、そもそも千早がアイドルにならなければ
週刊誌で息子の死や家庭の問題を暴かれることもなかったとも言えるわけで。
もちろん千早が悪いわけではなく、千早も如月千種の娘なのだから仲良い方が嬉しいんだけど、
理屈ではなく感情的に悩ましいものがあった。

死の恐怖が薄れ如月千種への同情も落ち着いた頃にようやく千早に視線を向けられるようになると、
動画がCUBFであることを思い出して、
「もしかして千早って誕生日を誰にも祝われない年があったのかな」
と思いついて、妙にショックを受けてしまった。
さすがにそこまで家族と没交渉ということはないと思うし
(媒体ごとに家庭環境も異なっているようなので自信はないけど…というか知らないけど)、
別に誕生日が祝われる/祝われないから良い悪いということもないが、
私は、少なくとも学生の頃に親兄弟や友人から誕生日を祝われなかったことがないので、
その可能性をもつ千早との距離を埋めがたく思ってしまい、ショックを受けた。
千早の環境が具体的に、より身近なものになったからこそ、アンタッチャブルに思われてしまうというか。

とにかく、勘違いも一周回って千早の環境を考えるのに役に立った、ということで。
動画に関係ない上に面白くなくてすみません、私はこういう話は向かない…。



【ノベマス】小さいころお母さんに教わらなかった? 覆面作家P


関連して、こちらの動画もハラハラしながら見た。
雪歩がいつタイトルを回収するのか気になって最後まで見たようなものだ。

作中の時間は以下の通り。
・二人が一緒にお弁当を食べる(現在1)
→お弁当を一緒に食べるきっかけ(過去1)
→お弁当を食べながら箸の使い方のレッスン(過去2、この間約1カ月)
→二人が一緒にお弁当を食べる(現在2)

タイトルに惹かれて見たんだったかな?
見ていてストレスがない、丁寧な文章と展開で良かった。
現在1の時点でお弁当の話題を出すだけではなく、千早が一人暮らしでお弁当を手作りしているなど
過去1、2にて必要とされるワードはきちんと触れられている。
構成としては現在の雪歩が過去を振り返る形で、過去2でようやくお目見えした雪歩の表情は印象的だった。

「母親に教わること」を意識しながら見ていたのだが、
「箸のマナー」の問題は過去1、2:30(全体の30%が過ぎた)あたりで登場。
雪歩が「お母さんに教わったように」箸の使い方を教える、という言葉が出てくるのは4:08(全体の半分)あたり。
そこから雪歩がいつタイトルを回収するのか、その時の千早の反応を想像して胃を痛くしながら見ていた。怖がりなんで。
最後まで見るとそういう話じゃないとわかります。

千早と雪歩の家庭環境の違いは言わずもがなだが、作中では家庭環境だけでなく
「お昼ご飯を一緒に食べる」こと、友達(他人)との付き合い方の違いも見え隠れしている。
最初に昼食を共にすることを提案したのは雪歩だが、
雪歩には提案するに足る名分が多少あり、与えられた名分のもとでは千早も気ままに雪歩と仲良くしていた。
しかし名分を果たしてしまうと、千早は途端に言葉が出なくなってしまう。
改めて千早が昼食の誘いをするのは、すでに雪歩にとって「思いがけないこと」で
「別に理由なんてなくても、お昼ご飯くらい一緒に食べるよ?」
と言う通り、そもそも理由(名分)がある方が雪歩にとっては不自然なのだ。
むしろ最初に名分を持ち出した雪歩の方が、たとえ親切心だとしても
(雪歩は親切のつもりはないかもしれないが)余計なお世話と言われる場合もある。
千早は雪歩が教えたことを高く評価するのに雪歩自身はピンときていなかったりと
そういうすれ違いから少しずつ二人の違いが透けてしまって、じわじわ切ない。
けれど動画にはそのすれ違いを越えて
かつては雪歩と同じものが千早にも与えられていたこと、千早が忘れてしまっても雪歩が思い出させてくれること、
もっと繊細で悲喜こもごもな人間関係が描かれていた。
二人のすれ違いが切なくも「これから」を楽しめるノベマスでした。

あと、千早は歌に熱心なのだから姿勢は良いはず…と考えると、
雪歩が「綺麗なのに箸の持ち方が汚いのは許せない」という気持ちには共感できる。



//
覆面作家Pは他に短編を数本見たくらいなのだが、
おそらく私が心配するような劇的な展開をストレートに見せるのではなく、
物語の核心や結末のすべて明らかにはせず
音楽と共に情緒的な作品世界を表現するようなものが(私が見た数作品だと)多かった。
だから装いは静かなんだけど心に残るものは結構激しかったりして、
自分が見たものは何だったのか、登場人物の行く末を考える楽しみがあって好き。
ただ、「一気に全作品を見たい!」ではなく「一日一個堪能したい…」といった感じで、
というかこのままいくと「ノベマス面白い…!」って泥沼にはまりそうなので控えめに楽しむに留めているw
今のところ、一番好きなのは「世界の終りのメロンパン」です。

私はノベマスや架空戦記、つまりPV以外の動画はほとんど見ないが、
それでも再生数やオススメ・感想を頼りに視聴したものは当然のように面白かったので
面白いものがいっぱい埋まっているのだろうなーと思います。
思うけど見切れない…。

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  1. 2014/09/03(水) 23:50:00|
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