なんか言いたくなったこと

アイドルマスターを中心に、余計なことを書く。

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The Idol of the Rings

【アイドルマスター】The Idol of the Rings プロローグ&OP いとしいさかなP


感想
眩暈がするほど面白かった…!!!

こんな面白い動画を、どうしてもっと早くオススメ…されると、かえって見る気が失せる天邪鬼なので
私にはこのタイミングしかなかった気もする。
見ようと思ったのは、動画を削除します- いとしいさかなの指輪鉱炉
(Pさんの気持ちは理解できますし、個人的には連載中止や削除も当然の権利だと思います)
こちらの記事を拝見したことと、
それから先日まで再放送されていた海外ドラマ「SHARLOCK」にどハマりしていたから
(ドラマ「SHARLOCK」の主演俳優が映画「ホビット」も主演している)
めちゃくちゃナイスタイミング。軽薄な理由で恥ずかしー。

原作どころか映画も未見だからと開き直って気軽な気持ちで見始めたのに、面白さのあまり2日で見終えてしまった。
おかげで視聴半ばの日は脳内がIotR一色でふわふわしていたし、
二十二話まで見終えた後は「もっと続いてほしかったなー」と素直に残念な気持ちにもなった。
2日で見終えるって短すぎる!
正直に言うとものすごーーーく残念です!!!
伊織の嫁入りまで続いてほしかった!!!
あ、私は本編・キャラがどうなろうと気にせず妄想を楽しめるタイプの人間なので…。
本編未完でも妄想で補完するタイプなので…。



以下キャラクターから物語にかけての感想など、取り留めもなく長々と書いてます。
おすすめや紹介ではない(6月に書いてる時点で…)し、いつも以上に読みにくいかと。
伊織の嫁入りについて何度か触れますので、気になる方は気を付けてください。



まずはなんといっても伊織。
伊織の結婚待ったなし!…は、極めて勝手な妄想だが、私にとってIotR一番の魅力は彼女だ。
伊織の行動、そこから生まれるキャラクターたちの掛け合いはどれも本当に面白かった。
伊織に限ったことではないが、ユーモラスな会話劇で構築される人間関係はどれも魅力的で、
会話劇を楽しめる人はアイマス・指輪キャラ問わずみんなまとめて好きになれるだろう。
それくらいコメディやギャグセンスが私に合っていたから、ここまで楽しめたのだと思う。

とにかく面白い!楽しい!これに尽きる!
以下にもグダグダ語りたいだけ語っているんだけど、とにかく大事なのはこれ。
アイドルがバラバラになるし、「指輪物語」の世界は異常に長い歴史とか戦争とか怖いこともままあるけど、
明るく前向きで仲間想いのアイドルと「指輪物語」のキャラクターが生き生きとして、物語を面白くしてくれる!
オススメ!!!
長い文章読みたくない人はここまでで充分かな!


「指輪」知識ゼロ、アイドルが好きで見ている立場としては、
逐一説明されずともアイドルの物語に沿って最低限必要な知識は得られているので、
敷居の高い原作に向けて楽しくお勉強…と言えなくもないかなw

また、IotRは私に幸福な空腹をもたらす物語だった。
私にとって物語は大きく分けると2種類あって
 1.満腹感で幸せになる物語
 2.飢餓感で幸せになる物語

1はなんとなく通じると思うけれど、
2は物語(世界)に明らかな、しかも埋めたくなる魅惑の余白が存在するもののことだ。
単に続きが読みたい気持ちとも違って(続きは1でも読みたい)、
例えばホビット庄からバック郷までの道中など、あえて「物語らなかった」シーンの豊かさがそれに当たる。
道中に何を話していたかは最後まで物語に関係しないはずだが(関係するなら描写されるだろう)、
あの楽しそうな雰囲気や表情を見ているうちに、ひとつふたつ彼らの会話を妄想したくなるのだ。
少なくとも私は、そのような枝葉末節についてとにかく考えずにはおれない、
余白を埋めることでこの世界に浸りきってしまいたくなってしまう。
マクロな物語と同じくらいミクロな人間関係のダイナミズムに燃えてしまうので、
そういう抗いがたい魅力を有する余白を前にすると、喜びと興奮で眩暈がするほど幸せになれる。
そういうタイプのオタク。余白のある物語でいえばアイマスコミュもそうかもしれない。

動画を見ようと思った理由は冒頭に書いた通りだが、この記事を書いた理由はここにある。
IotRを見終わった空腹感のまま、私はIotRの感想を求めさまよったのに、
どう考えてもIotRの感想とか考察とか三次創作が足りない!
おそらく探し方が悪いか、私の行かない場所で感想を言い合っているのか…恨めしい。
「もっと読みたい」「ないなら代わりの読み物を」「それもないなら自分で書くしかない!」
という自給自足の精神で、この記事を書いている。恵んでください。
個人的にはそれ以前の、やよいおりの日常が気になる。
立ち絵では着たきり雀だが、服が一着のみというのは(少なくとも現代の感覚を持つアイドルは)
不便なことだと思う(下着とかもね)。
 →じゃあやよいおりも(描かれていない日常で)洋服を手に入れたかもしれない
 →お金は?ホビット庄に人間サイズの服があるの?
 →お金は居候先に借りる?ホビットの服をサイズ直しすれば着られる?
 →服屋(?)に頼むor自分で裁縫する?
 →そもそもこの国(世界)の経済ってどんなものなの?
この「やよいおりと洋服」だと、他にもこの世界の服装文化や流通(交通)形態も気になるし、
伊織がバギンズ家にお金を借りる…ことは、宴会でのアイドル業で食費を稼ぐ前に限定されるけれど、
(服なり布なりもこの感じで差し入れされている可能性が高いと思われる)
手縫いするのであれば伊織が裁縫する話なんかも読みたいし、
伊織の結婚的にはこの世界でもウェディングドレスの基本は白なのかしら…!とか、
小鳥さんを笑えない程度の妄想が楽しめる。死ぬほど楽しい。

(全然関係ないけど、1では『エピローグ ~伊織とやよいのサバイバル』(tlop)につらなる物語がそうで、
 tlopの伊織とIotRの伊織をもっと前に、同時期に見てたら伊織ファンになってるところだった…危なかった)

「魅惑の余白」は、それらが「“指輪”物語」にはほぼ関係しないので原作の時点で省略されているか、
(時代的にも経済や商人が重要視されていないからかもしれないけど)
あるいは書いていたら終わらないのでPが意図的に省いたものだと思われる。
「物語らない」物語という魅力は、Pのキャラクター描写に加えて原作の重厚な世界観も重要だろう。
コメントから察するに映画では省略されてしまった出来事や人物にも焦点を当てているらしいので、
むしろPは原作や映画の余白をアイドルと共に埋めているのかもしれない。
余白があるということは物語の不足を意味せず、豊潤な物語があってさえ満たしきれない世界に眩暈がする。
でもIotR未完の時点で余白いっぱいだから、空腹に耐えかねたら原作を読むしかないんだよな…。

私の妄想は置いておいて。
プロローグから各アイドルがこの世界に落ち着くまでの八話、そしてついに物語が転がり始めた九話までには、
文化祭前日の高揚感とでもいうのか、
「準備でこれだけ面白いし楽しいんだから、本番が始まったらわけわかんないくらい楽しくなる…!」
とはやる気持ちが満ち満ちていた。
特に九話後編は全体でも一番お気に入りで、今まで謎だった指輪の正体とともに物語が動き始め、
それに伴ってキャラクターの魅力も発揮される素晴らしい回だ。
指輪って妖刀ムラマサみたいなものと想像してたけど、
それより(来歴的にもパワー的にも)すごい武器って認識であってるのかしら。


また伊織とフロドに関しては、とにかくここには書ききれないくらい考えることがあるのだが、
特に二十話「浅瀬への逃走」で伊織がフロドのセリフを奪った(らしい)シーンは、
伊織がフロドのセリフを奪ってしまえるほど「指輪物語」世界と親密になっていることに打ちのめされた。
相互の背景にある異文化に、特に最初はあれほど怖がっていた伊織が
こんなにも深く馴染んでいる姿が美しくも切なく、感動的じゃないわけがない。
ホビット庄が伊織の帰る場所になってしまうとはこういうことで、
だからホビット庄を去るということは身を削るような痛みを伴うものになってしまう。
やっぱり嫁入り待ったなし!!!
伊織がここまで「指輪」世界に根付いたのは、伊織ややよいだけの努力ではなく
それを助けるフロドたち「指輪」キャラクターの思いやりがあってこそだ。
物語中に示される伊織とフロド、五人の関係はお互いに貸し借りのあるフラットなもので、
その気安さの中では自然と伊織の猫も逃げていく、
ふとした軽妙なやりとりの合間にそれを感じ取ってはしみじみと嬉しくなる。

でも、ビルボがいなくなった後は二人暮らし、同居物のお約束「着替え覗き」もちゃっかりすませてるのがけしからん!
一応、ホビットが人間より長命でIotRのフロドが33歳くらいなのはわかっているので
家族愛、兄妹愛、友愛と表現するのが相応しいのだと思う…けど、
こと二次元少女の恋愛に関しては私まったく春香と同意見なので!
長寿のエルフと人間がオッケーなんだから!原作フロドのラストとか関係なし!
というかフロド役の俳優がイケメン(可愛い系の顔立ち)だから悪い。
これがむくつけきおっさんなら私もここまで妄想しないよーホビットもエルフと同じく老けにくいのかな。
私はエルフよりホビット派みたいですw


フロド単体についても少し。
私は個人的に「主人公や責任者一人に多大な苦労を負わせる物語」は大嫌いなので、
九話以降「フロドが一人で指輪と逃げなければならない」問題が生じるとき、
必ず傍にいてくれる伊織たち五人の姿はそれだけで泣けてくる。
この思いやりもやはり相互にあるもので、例えば十話でサムの荷物を分けなおすのように
冗談めかしながらもお互いを助け合う姿は見ていて気持ちが良い。
原作からアレンジしてあるらしいけど、原作はどうだったのかしら?
また、伊織とフロドの立ち絵はCGと実写だからこそ、
並んでいるだけで「異世界人ながら相互に支え合って築かれる関係性」を象徴しているようだ。
あーほんと(特に十話前後の)伊織とフロドのやりとりたまらん。スマートなセリフ回しで笑いながら感動できる。
しかし原作は男臭いパーティですね…。

とはいえ原作知識が一切ないせいで
(強いて言えば映画「ホビット」主演俳優、ドラゴンの顔モーションした俳優は知っている)
ビルボが旅に出るまで
ビルボとフロドのどちらが「指輪物語」の主人公かわからないという謎もあったりした。
(原作を知らないってこのレベルです)
原作の目的に「重厚な世界観(言語と神話)を描く」こともあったと推測されるので、
厳密にフロド一人が主人公とは言いがたいかもしれない。
が、この謎が生じた一番の理由はこれだよ!

iotr1.png
『The Idol of the Rings 第九話「過去の影」後編』より(※エコノミー画質)

フロド薄すぎィ!
まだ指輪は使ってないのに薄いよ!
全体的に建物や人物(特にホビット)が茶色っぽいので、文字に注目すると人物が意識できなくなっていた模様。
映画の役者陣やセットはさすが臨場感と雰囲気があって見ているだけでも楽しめるが、
削除のタイムリミットに焦りながらの視聴では物語と文章を追うことで精いっぱいでした…。
(これに関しては1日目に懲りたので、2日目は動画を保存してから視聴しました)



伊織について書きだすときりがなさそうなので、ちょっと飛ばしてやよい。
やよいは伊織と同様、「指輪物語」世界に投げ出されてすぐに人間に拾われた、幸運なアイドルだろう。
同じホビット庄でも名家バギンズ家に助けられた伊織とそれに仕える(?)サムに助けられたやよいは、
「やよいおり」が人気を博しているのと同じくむしろ相違から魅力が見出されるのだろう。
助けれた際の反応や「帰る場所」についての受け止め方が少しずつ違ってもお互いの気持ちがひとつなのは
百年たってもやよいおり!

やよいと伊織の関係で興味深かったのは、やよいが伊織の猫かぶりに閉口していたことだ。
伊織のプライドの高さや裏表の社交術(処世術?)は、常識があればあるほど受け止めがたいだろうし、
それでいてその有能さも無視しがたいものがあるだろう。
そこを無視するでも手放しで受け入れるでもなく、
「問題視しているけれど友達だから何も言えない」やよいの表情には
ほのぼのとした優しさとおかしさがあって好きなシーンでもある。
というより、
「それはその、伊織ちゃんは大事なお友達だし…」
と伊織のフォローに困っているやよいが珍しかっただけかも。
それでいて次のシーンではお互い笑顔で挨拶してるのが、現実的でいい関係だな、と。
相手の問題点を認識した上で、それでも大事な人が困っているならすぐに行動できる、
やよいの純粋な優しさは素晴らしい。
結婚がダメならやよいおりで帰還、これしかないですね。

男女のことに口を出すやよい、というのも新鮮だった。
ピピン&メリーの覗きに「男の人だから仕方のないけど…」みたいなことを言っていたのは結構ビビったw
やよいはそういう部分を無視するように作られているイメージがあったので、IotRのやよいは大人びて見える。



次に登場したのがあずさ。
あずさの行動で驚かされたのは、「みんなを探しに行く」と言い出したところだ。
動画内で世界の広さが説明されたことに加え、私はこの世界の経済・交通の発展には絶望しきっていたので、
あてもなく大陸中を動き回って全員を探すよりは、2、3人でも見つかった幸運に感謝して
アイドル同士で固まっていた方が無難じゃないか…と考えていた。
もちろん物語の都合もあって他アイドルの所在もさくさく明かされたし、
そもそもアイドルは「指輪物語」の中心人物の傍にいるのだから邂逅は遅かれ早かれ果たされたのだろうけれど、
あずさ登場の時点ではそれを一切知らなかったので不可能と判断するしかない。
むしろ一度離れてしまえばあずさとの再会も怪しく思えてきて、
やよいの「せっかく会えたのに、またバラバラになっちゃうのは怖い」という気持ちに共感していた。
けれど仲間が一人で迷っているかもしれないから、と探しに行った先で、
あずさはミナス・ティリスにいた千早と出会って、そしてそこに残ってしまった。
すべては彼女の思いやりを考えれば必然だろう。まったく勇気のある人だ。



歌姫・千早。
まず言いたいのは、対外的にはボロミアの愛人、ボロミアが記章を渡したのはプロポーズだよねっていう。
それでいてそう見えないのは、ボロミアも千早も朴念仁の感じがあること、
それ以上に弟をもつ者同士、なにより信念をもつ者同士の仲間意識を感じるからだろうか。
出兵に際して歌われた「青い鳥」の力強さには胸を打たれた。二人ともかっこいい。
でも記章のやり取りの前に、千早からボロミアへ「私の歌は…嫌いですか?」の問いかけもあったので、
邪推も仕方ないと思います。


【如月千早誕生日】『蒼い鳥』をエルフ語に訳してみた【MMDm@ster】
これもかっこいい。エルフ語はさっぱりだけどw

同じ弟をもつ者ボロミア、そして弟的存在ベアギルなど、千早には本家アイマスから持ち込まれる関係性が顕著だ。
ボロミアと千早は違う世界の者ながら、お互いの家族や信念について通じ合い、
伊織やフロドともまた違った真摯な親交の深め方をしている。

それにしても、やよいおりにあずさときて
千早の「オークに襲われたところを前線の兵士に助けられて」の登場、
そして最後まで一人きりのまま三話が終わってしまうのもインパクトがあった。
文章ではさらっと流されているし、兵士に助けられた後はボロミア・ファラミアにエスコートされて
とんとん拍子で執政家の屋敷に留まることになるとはいえ、
平和でいい人尽くめのホビット庄でやよいおあずさが再会できたことに比べればいきなりハードな展開だった。
戦争中の国もあると知ったせいで他アイドルの先行きがますます不安になり、
千早の悲壮感も倍増しになって見えた。

幸い四話の冒頭で千早もあずさと再会するのだが(あずささん素晴らしい…)、
「アイドルの再会」に関して原作を知らない私はなかなか納得できた。
ここで初めてガンダルフに別名があることを知って、
もしかしてガンダルフは単なる魔法使じゃない?と気づいたことがひとつ。
(魔法使はたくさんいるものだと思っていたが、二十二話まで他の魔法使がほぼ登場しないことを考慮すると
 もしかして魔法使そのものが珍しくてすごいんですか…?)
「指輪物語」からの人物は誰も優れた能力や地位にあって、有力者同士のネットワークが構築され、
そのほとんどが都市部=人や情報が集合しやすい場所に住んでいるようなので、
とりあえず街から街に移動して「尋ね人」情報を伝達・収集するだけでもかなりの収穫があって不思議じゃない。
他のアイドルも多くは、情報を得る→アイドル本人ではなく代理人たちが面通し→アイドル再会、の
細かいステップを踏まえているので、よくできているなあと思った。
(これはアイドルを中心に見るからそう感じるだけで、
 実際は原作の展開に「アイドルの再会」を付け足している形だから
 無理がないように見えるだけなんだろうと思う。)
アイドルの滞在地がおおよそ都市だろう、というのはあくまで私の予想なので本当のところは謎だけど、
個人的にはあずさがすぐに千早と再会したことでずいぶん安心した次第。
そういえば、ここで登場するミナス・ティリスも映画で使われた映像なのだろうか、
外観を見ると国家の規模がわかりやすいし、単純に白い街が格好良かった。



オークや戦争にビビりながら見た四話、千早がいの一番に心配した春香は「死者の沼」に現れる。
「死者の沼」が都市じゃないのはさすがにわかるけどw
気分の良くない場所なのは理解できても危険性まではわからないのであんまりハラハラしなかった。
ゴクリもそんなに危ない生き物に見えなかったので、馳夫の登場についても既読者ほどは盛り上がれなかったかも。
むしろ春香のおどけた口調と百面相、驚異的なタフネスのおかげで映像が暗いわりには楽しい話だった。
「太陽を見れば」→「太陽ないし…」→「落ち込んでもしょうがない!」
「あっちにあるのは火山?」(おそらくそちらが危険らしく、コメントが総ツッコミ)→「じゃあ反対方向に行こう」
「靴がどろどろ」→(どんがら)→「服までぐちゃぐちゃ」→「落ち込んでもしょうがない!」
の流れは、春香が一生懸命だからこそ面白かったw

それにしても、どんがら一発で場(視聴者)を和ませる春香の才能はやはり侮れない。
春香はPネタも細目に挟まれており、馳夫の恋愛事情を垣間見るなど
千早と並んで本家(というかグッドエンド)の設定を濃く反映されたキャラクターだ。
当時のグッドエンドの扱いや認識がよくわからないので深くは突っ込めないけれど、
この春香は絶対にアイマス世界に帰るだろうし、Pへの告白も成功しちゃいそうな気がして素直に応援できる。
上にも書いた不屈のタフネスがあるしw
コメントで指摘されているように、死者の沼から闇の森までの行程って
いくらアイドルとはいえ女子高生が余裕で歩けるとは思えない。
舗装されていない道を、徒歩の旅に慣れた人間の男性に囲まれて進むと考えると…、
春香の実直さがど根性!に傾いているような、彼女のガッツは面白かったw



そこからみきまこ、この二人はあまり描写がないのでまとめて。
みきまこは二十二話まで進んでも他アイドルの情報を知らされてないので、
二人のいるローハンは地勢的に孤立気味なのかな(政治的にはゴンドールと友好関係みたいだし)。
(申し訳ないことに地図はまだ流し見程度で地勢についてはわかってないです;)
とはいえこちらもゴンドールに負けない好人物ぞろい、「指輪」世界は
もともとこんな善人ばかりなのかも気になるところだ。平和なホビット庄ならまだしも、
戦時下の国の中枢(?)が和気藹々と…いい人が多すぎてかえって怖いw

千早と同様に兵士に助けられた真は、千早とは少し違ってサバイバルな危機にさらされていた。
要は「餓死や感染症から死に至る危機」、普通に遭難者の危機的状況だ。
やはりさらっと流されているが、千早と同じく真や美希までもが食い扶ちを確保するために働いているのが
地味に大変そうで苦労がしのばれる。とはいえここを重苦しく詳細に描写されると気が滅入るので、
一言二言で済ませてくれるのはありがたかった。
代わりに「自分や美希、仲間を守るために力を得たい」という真の心情とともに
「異世界との関わり方」の困難が改めて描かれている。
真も伊織も自分の身を守るために一生懸命なだけなのに、
そのせいでかえって追い詰められてしまっているのがつらい。異世界に行くと真はいつも苦労してる…。
なので、そんな真の不安を和らげてくれるセオドレドやローハンの住人がますますできた人間で好感をもった。

アイドルが不安になったとき「指輪」側のキャラクターが支えてくれるシーンはどれも好きだ。
「善人過ぎて怖い」というものの、孤独なアイドルを支えてくれる存在がアイドルたちの外にもいることは
すごく嬉しいことだし、「アイマス×指輪物語」の物語にとっても幸福な姿だと思う。

美希も登場時間の割に面白いところがあった。
彼女は主にコメディリリーフとして自由奔放に過ごしているように見えるが、
グリマに対する美希は明らかに計算ずくでグリマの反論を封じていて、美希の攻撃性に面食らってしまう。
歯に衣着せぬ物言い、天然で相手の弱点を突ける美希の天才ぶりを楽しむシーンなんだろうけど、
美希が人を“笑顔で”糾弾すること自体に驚いたし、
結果グリマという狡猾そうな年上の男性を黙らせることも併せて
なんだか美希にも不穏なまでを感じてしまった。自分でも考えすぎだと思うがw
真の言う「自分や美希を守る力」の使いどころを考えると
二人をやっかむグリマは間違いなくその力を発揮すべき対象だが、
実際にグリマを追い詰めたのは美希で、もしや美希も真と同じ不安を抱えているのかと
不安定な真と攻撃的な美希の組み合わせに不穏なものを感じたのかも。

ついでに蛇の舌ことグリマに関して、私はむしろ彼のように明確に悪意のあるキャラを見ると安心する。
セオドレドたちがみきまこと楽しく過ごしているのは良いシーンだけれど、
やっぱりこの世界の情勢やアイドルの精神状態を思うと多少コミカルになりすぎている気がして
(もちろんそこがとても面白いのだが)、
話のバランスや本来ローハンやアイドルに存在するはずの問題が隠されているような…。
余白を突く癖がつくとこうなるという悪例です。



小休止的に雪歩。可愛い。
あずさがアイドルを探しに行くと言い出したときに
いろんな種族(国)がいるからには、極端に外部との接触が少ない種族にアイドルが保護されてたらどうするのか
考えていたのだが、おそらく地下に住むドワーフがそういう種族にあたるのかな?
ビルボとガンダルフが何とかしてくれました(基本この二人がいれば種族間のやりとりに問題なさそうだw)。
ドワーフが土(火)属性ってのは私もわかるので!雪歩がドワーフの国に来るのは想定内だったが、
タグの「白雪歩姫」はビルボが登場してからなるほどーと思い至った。
映画「ホビット」のCMで七人の小人よろしく似たようなドワーフがいっぱい出てくるシーンがあった(覚えがある)ので、
それを踏まえると確かに白雪姫っぽい。こういう風に、雪歩の話は大きな動きはないが穏やかで安心感があった。
雪歩の仲間を心配しつつも行動に移しきれない様子も私の感覚には一番合っているので、
ドラマティックではないかもしれないけど好き。可愛い。
ただ、雪歩だけは危険にも労働にも一切かかわってないのが…雪歩らしいけどw
なんかこう…、衣食住足りてこそ雪歩って感じだよね。


その後が亜美真美。
雪歩とは打って変わって、亜美真美は真のサバイバルがより深刻化。
・食糧が尽きる寸前
・真美が風邪を引く
という春香もびっくりの体当たりな状況に置かれている。最年少なのに…。
亜美真美はそろっての登場だが、やよいおりと同様かえってそれぞれの差異が目立つのだろう、
七話では特に真美と比べた亜美特有の不安に切なくなった。

エルフを見つけて戻ってきた亜美の前で目を閉じる真美は、死なないことがわかっている視聴者には
ベタな演出にともすれば笑いが込み上げるようなシーンだが、
目の当たりにした亜美からすれば笑えない状況だっただろう。
最後のチョコレートを分け合うような家族(双子の姉妹)でもあり、サバイバル中に唯一傍にいる真美が
死ぬ(ように見えた)と考えると、真美だけでなく亜美も極限状態だったと思う。
幸い二人はすぐに助けられたものの真美は三日も寝込んだわけで、
冗談を言い合いながら不安な表情を見せるなど二人のストレスは察するに余りあるところだ。
亜美は特に、キーアダンがエルフを見送り続けるエピソードを聞いたとき
「一人で残される」ことへの不安をもらしている。
「……亜美なら、(友達がみんないなくなるのに自分だけ残されるなんて)そんなのヤダ。
 ひとりぼっちになっちゃうじゃん」
と、本当に一人になりかけた亜美が口にすると重みがある。
それでも、元の世界や他のアイドルのことを憂いたときに
お互いを思いやり励まし合える亜美真美は天使だなーって。
あずさを思い返してから亜美真美の話を見ると、二人の歌う「ポジティブ!」で涙が…。
私の亜美に対する見方がPの意図したものなのかはわからないけれど、
(亜美が切り出した「一人で残される」不安については、真美も同意していたし)
立ち絵がね…。立ち絵の都合かもしれないが、亜美の泣き顔だけ毎回涙が浮かんでいるので
なんとなく深読みしたくなった。
今回はたまたま亜美が残されただけで真美が残されれば真美が亜美のセリフを口にしただろうし、
亜美真美がセットだからこそ、お互いの行動を反響し合うキャラとして考えているのかもしれない。

また、亜美真美に限らず(深読みしたくなるような)繊細な表情や描写はそこかしこにあって、
例えばトムの家にて、やよいおりが「どこに帰りたいのか?」等を話した翌日に
トムが穴熊の「もうここからは出られない」の話をするくだりなど、
原作にあるエピソードならなおのこと憎い演出だと思う。深読みしたくならないわけがない…!

それを考えると、一番幼い亜美真美と長命(不老不死?)のエルフの交流も、きっと意味深いものなんでしょう。
亜美真美が素直に感情を表に出したとして、どのエルフも動じることなく穏やかに接していたあたりに
エルフの人となりが垣間見えたような気もする。
まさかこれが双海語を使うエルフというシュールギャグになるとは…w
それに代表されるように、相互の異文化交流はセリフだけみても面白いものがある。
十一話に亜美真美ややよいから教わった挨拶を披露するギルドール、
浅瀬への逃走で(本来はフロドのセリフらしい)芝居がかった口上を口にする伊織など、
(記憶違いかもしれないけど、アイドルが「そうあれかし」を使ったこともあったような…)
瀬田訳と言われる翻訳をもとに再構成された「指輪」キャラの口調は、明らかに現代のアイドルとは違っていて、
それが少しずつ侵食しあっているセリフは愉快でもあり感動的でもある。



ついにラストアイドル、小鳥さんと律子はみんなが向かっている裂け谷に保護されている。
小鳥さんには他のアイドルたちと少し趣を変え「すべてを知っている異世界とどのように向き合うか」
というさらに難しい問題がある。
問題を前に小鳥さんも律子も右往左往していたが、律子の一助にアルウェンが現れたように
小鳥さんもいろいろ吐露できるような人に出会えればと思う。
グロールフィンデル様とかw人気キャラなのかな?

アイドルが裂け谷に集合したとき、二人は面と向かって抱き合うようなシーンこそなかったが
律子がアルウィンの前でアイドルそれぞれに声をかけるだけで、
いかに律子がアイドルを思いやり理解しているのか伝わってきた。
文章を詰め込んで情報が見せるのは難しく、また美しさに欠けるので
物語やキャラクター、その関係性をいかに面白くスマートに、
そして瀬田訳に近い雰囲気を保ったまま伝えきれるか、
文章表現に関しては(詰め込み型の)私が褒めても仕方ないくらい素晴らしいです。




書き足りないけど無駄に長いのでひとまず終わり!
こんな読みにくくて内容のない記事を書いて表に出さざるを得ないくらいIotRに飢えている私に、
IotRの記事を恵んであげよう!この記事がつまらないのも憐れみを誘うため!
動画削除されてから言うことじゃないけどね。
私はホビット村やよいおりの日常を書くのでしばらく休み。
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  1. 2014/06/06(金) 23:30:30|
  2. ニコマス
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