なんか言いたくなったこと

アイドルマスターを中心に、余計なことを書く。

エイリアンエイリアン

GWです。伊織の誕生日だけど貴音の動画です。

【アイマス】宇宙人たちでエイリアンエイリアン【手描き】 右半身氏


見ると、たまに泣いてしまう。
大半の視聴者、あるいは製作者もこれを「切ない」とは捉えていないかもしれない。
「キャラクター」としてのエイリアン(舞田・安部菜々)に対して
「ホンモノ」のエイリアン(貴音)がオチとされることで、
前者とは全く異質な、生来与えられ逃れざるものとしてある
貴音の運命(属性)や孤独の強度が描き出されるとともに、
そこに貴音個人の性格や感情がいかに摩耗されていくのか、
SPシナリオを思い出して切なくなってしまった。


【貴誕2017】 ひと夏の経験 【iICF17】 annP
こちらは補助線というか、『エイリアンエイリアン』の前に『ひと夏の経験』を見たことで、
より上記の印象が強まったのだろう。
SPシナリオから察するに、貴音は離散した国民を統治・統合する「女王」としての役目を負っているらしい。
生まれながらにして多くの国民を背負う為政者「女王」という運命にある貴音が、
まったくの個人として国民ではなくたった一人の人間に自らを捧げる…という物語だと考えると、
それがいかに「女王」の運命に反しているのかわかるだろう。
特に貴音の美しさの一端には、「女王」という崇高な使命を引き受ける信念、気高さも含まれるのだから、
それを貴音自身に投げ打たせるということがいかに罪深く、彼女を汚す行いなのか。
貴音という強力な背景をもったを用いたことで、楽曲が本来有する少女の聖性や背徳の度合いが
より一層強くなっているはずだ。慧眼である。



…ということを、ぼんやり考えながら『ひと夏の経験』を見た後に『エイリアンエイリアン』を見た。
ファム・ファタールとして描かれていたエイリアンのわたしも実はあなたが好き…という物語も切ないが、
それ以上に、舞田・安部菜々に対比される形で貴音が真打におかれたことで、
対比されたからこそ断絶され浮き上がってしまう「ホンモノ」の孤独を強烈に印象付ける。
上記のようにキャラクターとして後天的にエイリアンと称される舞田・安部菜々に対して
生まれながらエイリアンであるというだけでなく、
舞田=Mマス、安部菜々=デレマスの母体であるアイドルマスター(765)=貴音という
重鎮的な立ち位置が与えられるとともに、登場までタメが設けられているなど、
舞田・安部菜々とは明確な差別化がなされている。
ホンモノでありアイマスシリーズの母体に属する真打としての演出は、
貴音と舞田・安部菜々との立場の差、つまり孤独を感じさせるものでもあった。

それは非常に鮮烈で美しいが、同時にSP(ワンダリングスター)など貴音シナリオで
たった一人で運命に立ち向かう苛酷さがいかに貴音を傷つけたのかを知っている身としては、
ここで描かれる美しさは寂しさと表裏一体で、見るたびに涙を誘う女王の物語を感じさせるのだった。


アイドルマスター 「完全犯罪彼女」 貴音 そいP

こちらを思い出したのは、要するに個人として恋をする=堕落=犯罪者の烙印みたいな
連想が自分の中であったのだろう。



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こういう妄想好きw
まぁここまで思い詰める必要はなくて、女王をやりつつたまには個人の楽しみをもてば健康的で良いのでは。

みんなのアイドルと「自分の」アイドルというアイドルを対象とした恋愛ものにも通じるテーマなのかも。
しかしこうやって考えると、広がり続けるアイマスシリーズ、
その母体である765メンバーの重圧、あるべき姿はどうなっていくのか、
怖いような楽しみなような気がします。

ていうか私のSP体験としては雪歩のライバルになる貴音なんか普通に見捨てたので、
貴音に同情する立場でもないと思うが。
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  1. 2017/05/04(木) 21:30:00|
  2. ニコマス
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