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なんか言いたくなったこと

アイドルマスターを中心に、余計なことを書く。

七六五家蜘蛛の会

2ヵ月くらい前に見た動画の話を簡単に。
ミステリ~な気分だったので、タイトルでピンときたもの、
もといタイトルから内容が予想できない作品を適当に見た次第。
推理、展開、キャラクター描写など様々な楽しみがあって飽きないのがミステリ~の良いところ。



【im@s人狼】シンデレラ・マスカレイド【act.1】 隠れ里P

人狼を模したサスペンス。謎解きがメインとは言いがたいのでミステリーではないかも。
多数のアイドルを担当するプロデューサーの負担を減らすべく、
担当アイドルの“リストラ”や“専属”化についてアイドル達が匿名で希望を出し
「アイドルのリストラを肯定した者」=人狼は誰なのか推理することになる。
実際の人狼ゲームのように役職を与えられるのではなく各々が自分の意志で人狼や狂人として立ち回るため、
議論を進めるうちに互いの非を責め合い、仕事の成否や個々人の性格にまで切り込んでいく姿は
強烈なエゴイズムの発露となる。
実際にモバマスで開催されたイベントを仕事として取り上げてリアリティを確立することでそのエゴイズムは際立ち、
円形の証言台にアイドルが並ぶダンガンロンパ風の絵面も告発・対立のシビアさに拍車をかける。
この選別という残酷もまた愛や情熱の魅力ですよね~。文香の複雑さが面白い。
二次創作的なアプローチの人狼動画は、キャラクターによるメタ推理あり私怨ありの愛憎劇の部分が
人狼の駆け引きや推理要素のノイズになるため賛否が分かれがちだが、
個人的にはその種の殺伐とした愛憎劇が大好きなので思いきり楽しませてもらった。
並行して別の人狼動画も見ていたが、そちらはキャラクターの馴れ合いに重きをおくあまり
推理や駆け引きの面白みに欠けていたので、物語の謎とアイドルの個性とが密接に絡むことで
興味を持続させるサスペンス要素とアイドルの生々しさという魅力が有機的に作用する素晴らしさを改めて感じた。
ラストのオチは意見が分かれるところかもしれないが、視聴者・アイドルの両方に訪れる突然の「死」には結構ゾッとした。
幸子がカワイイところも最高。



【THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS】そして誰がいなくなるのか01 居酒屋P

こちらは打って変わって、「アイドルがドラマを演じている」という設定のミステリー。
本来のアイドルらしからぬ酷薄な言動や悲惨な殺人事件といった極端な描写に見入っているうちに、
段々と事件そのものが気になってつい最後まで見てしまうこと受けあい。
上の作品から続けて見たため「アイドルの演技」という設定は淡白にも見えるが、その性格を探っていくのもまた面白い。
殺人事件に巻き込まれるだけあって登場人物みな少しずつ疑わしいねじれた人物なので
キャラクターのカロリーもなかなか。誰にも同情できないから気持ちよく殺人事件や推理を楽しめる。
でも頑張って推理しながら読んだのにわからなかったーw
ある人物の、被害者の死因を特定したようなセリフ、兵隊の人形や凶器の処理が違うところを起点に考えていたんだけど…。
クリスティは1作しか読んだことがないもののトリックを知っている作品は多く、真相には二重にうならされました。



【アイドルマスター】七六五家蜘蛛の会 第一話【黒後家蜘蛛の会】 ヘンリーP

まず最初に、ちょっと驚くくらい好みの作品だったということ。
作品の面白さもさることながら、好みの作品を見つけたという歓喜にしばらく打ち震えていた。

視聴前はニコマスではなんか有名な作品ってイメージで、
タイトルの字面の印象から横溝正史的なドロドロの怪奇ミステリーを想像していたが180度違った。
上の作品傾向から殺伐とした内容を期待していたがこちらは人の死なないミステリー。
アイザック・アシモフの推理小説「黒後家蜘蛛の会」をモチーフに、
七六五家蜘蛛の会の会員、律子・千早・あずさ・春香・亜美が
晩餐会の余興にゲストを招いて謎を提示してもらい、それぞれに推理を披露するのが基本的な流れ。
端的な語り口と可愛いアイドルのバランスが絶妙でミステリーとしても申し分ないが
(第一話に思いきり引っかかったのが、視聴を継続した一番の決め手だろう)、
しかし特筆すべきはその構成のスマートさ。
シリーズは20分前後で導入、タイトル、メインキャラクターとゲストの紹介、謎の提示、
推理合戦、真相解明、オチまでの流れをスムーズに進行していく。
それでいて推理の方向性や会話の端々にアイドルの個性を感じさせる手腕がお見事。
アイドル達が直接事件に立ち会うのではなくあくまで娯楽として和気藹々と推理に取り組むのも特徴的。
どの謎も余興に過ぎないという軽さと、他人に相談してしまうような課題であるという重さの両義性をもち、
どの話も口当たり良く胸やけもしないが味わい深い(滋味?)。
とにかく展開にも描写にも無理がない、ストレスがないというのが美しい。
タイトルの出し方や影の付いたセリフ枠など見た目にも上品で、こんなものを描いてみたいなあと思わせる作品だった。
個人的には第五話の私怨混じりなやりとりが好き。第九話が手紙を見た瞬間わかったあたり慣れの強みを感じる。
あとはコメントでの推理合戦も、視聴者の和気藹々とした雰囲気を醸し出してくれるので
居心地の良さに一役買っているのかもしれない。ずっとここで与太話を楽しみたいと思ってしまう。
別のPさんでもいいからこの世界をあと100話くらい書いてほしいw
ちょっと振れると、ゆきねえシリーズみたいな作品になるのだろうか?



お料理つながりということで、こちらを思い出したり。

水瀬伊織の食卓 第一幕『開宴!水瀬家の晩餐』 モテナシ・マリーナP

こちらはぐるm@s!作品
家でも事務所でも孤立気味の伊織が、先輩アイドル・あずさの助言をもとに
事務所のアイドルたちと食事を通して交友を深めていく…というストーリー。
以前にも視聴したことはあったのだが、今見ると(歳をとったせいか)
アイドル達の等身大のやりとりが青春って感じで胸がいっぱいになる。
そんなアイドル達、特に伊織を熱心に見守る和食の料理人に感情移入して
泣けるようになっていたのが自分でも不思議だった。
大切な人が少しでも幸せに近づくこと、自分の仕事がその一助になれたこと、万感の想いだよね…。
こちらは1話が長いので、長い話が読みたいときに嬉しい。



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とりあえずこんな感じ?最後はミステリ~じゃなくなってるけど。
動画の面白さに比べて感想が短いので申し訳ないけど、
視聴したときのラフな気分を反映したということでひとつ。
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  1. 2017/10/05(木) 21:30:00|
  2. ニコマス(テキスト系)
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