なんか言いたくなったこと

アイドルマスターを中心に、余計なことを書く。

くすりをたくさん

いろいろ上手くいかなくて落ち込んだ…のでこちら。
困ったときは春香さんやね。ニュートラルだから気持ちを預けやすいんだろう。


くすりをたくさん 尻ゲP

落ち込んだ時に見てもっと落ち込もう!というフォルダに入っている。私の中で。
コメントにあるように一風変わったタイトルと歌詞だが、
その歌詞は「どんなことを見ても 当たり前なんて思っちゃだめ」と言う。
普通という基準がなければ変という評価はできないが、では普通とは何かと聞かれれば戸惑う。
それはまるで、アイドルマスターのアイドル・天海春香そのもののようだ。


尻ゲPは『春香「おかえりただいま」』でデビューされた、もともとはバトルドームMAD作者さんらしい。
久しぶりの投稿になる『くすりをたくさん』も含めステージに立つのは春香のみで、
技術や演出的にあれこれしても、今回2春香になってもPの中にはまだ春香がいるのだろうか。他の動画も好きです。


動画は、曲に合わせたスローなダンスと衣装の野暮ったさが妙にマッチしている。
パジャマ:病気のせいで家で寝込んでいる
制服:外での健全な生活
と対比するような衣装(&ステージ)選択だが、
両衣装とも比較的露出が少なく、色やシルエットも地味な部類に入るだろう。
しかし見た目のおとなしさが歌の毒を引き立てることによって、
ここにある春香の微笑は癒しではなく、歌同様に私たちを突き放してなお笑う無関心の象徴に見えてくるのだ。


使用された「くすりをたくさん」は大貫妙子の作詞作曲。
大貫妙子も曲も詳しくなかったのでwikiを見たところ、まずそうそうたるメンバーに唖然。

医療に関して、医者に行くと山の様に薬を沢山くれるという事への批判があった

この毒のある歌詞はそういうことなのかとちょっと笑ってしまった。
ゆったりとしたテンポ、フュージョンと声の柔らかさにごまかされてしまいそうだが、歌詞には独特の毒・無関心がある。
病気になったからといって助けても慰めてもくれない突き放すような無関心でもって、
みんな狂っていて自分も助かりようがないんだよ、というあきらめを気楽に歌う。
まあ、どうしようもないことを適当に慰められるよりは、突き放される方がマシかもしれない。

歌詞の“狂っている”について、ニコマスを見ている自分が何に狂っているのか、
考えつくもののひとつがアイドルマスターというゲーム、そこに登場するアイドルだった。
先日“アイマス経済圏”なんて言葉が新聞に載ったように、熱狂は上下を繰り返しながらもここまで続いているみたいだし、
こんなブログを書く程度には、私もアイマスが好きかもしれない。
そうやって「アイマスに狂った自分」を思いながらこの動画を見ると、
現実の私にくすりなどなく、熱狂からさめても「なおる頃にはまた病気」なんて、
アイマスにさめてもそれはそれでこじらせるんだろうなーと(この場合、一部の人には2がくすりだろうか)、
少し傷ついた気分になった。
一番嫌なのは、この歌を聞いてそれとなく理解できるころには、私はもう熱狂に飲まれ手遅れだということ。
つまり、おかしくなったことに気づいたときには手遅れという事実にショックを受け、
突き放すような歌詞に責任は自分でとるしかないと改めて突きつけられることに傷つく、
そういう被害妄想に陥って嫌な気分になるわけだ。ひどい妄想だ。


ここまで飛躍したのも、アイドルが春香だったおかげ…春香のせいだと思う。
アイドルマスターのメインヒロインであること、“アイドルマスター”という世界を、春香の無個性はその姿に難なく乗せきる。
また、曲の雰囲気をうまく取り込んでしまえるのも春香が無個性でニュートラルだからで、
そのニュートラルさは曲を正確に演じきってしまうだけでなく、
ときになにものにも溶け込まない孤立した姿を浮かび上がらせ、見ている私を突き放すような神秘さえはらんでいる。
それはまた、完璧なアイドルになってしまった無印のEDがあるからかもしれない。
(この動画は2春香だけど…)
可愛い系も格好いい系もこなせる響が春香と同じ方向にいかないのは、
個性をたくさん持っているからで、響と春香とは正反対なんだろう。
どこかで見たような春香さん語り。(適当)って付けたかった…。
神秘的なイメージは黒春香や哀春等ニコマスでいろいろ見たせいかも。


あと、よりどり「みどり」でライトが緑になるところも面白かったです。



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  1. 2013/02/28(木) 21:37:04|
  2. ニコマス
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