なんか言いたくなったこと

アイドルマスターを中心に、余計なことを書く。

グッバイ、ハピネス

「男の人を好きになって、愛して、夢中になって、それが私の人生の主題であっても良い、とは思う。だけど、そのことはライフ・スタイルとは別物でしょう?それは、物理学がライフ・スタイルと独立して存在する、独立した価値を持っているのと同じだと思う」

森博嗣「恋々蓮歩の演習」


読書は昔から続けていることのひとつである。
このブログに飽きても、読書に飽きることはないだろう。


それはともかく、今回引用したのは以下の動画について語るためである。

アイドルマスター 春香 「グッバイ、ハピネス。」 オペラP
『彼女はデリケート』でアイマス2春香トゥルーEDについて思い出して、
そのときの春香についての動画があったよなあ、と。

この動画は最初、あんまりティンとこなくて感想も書いていなかった。
ティンとこなかった理由は曲のみ(宇多田ヒカルは好きです)。
曲こそ好みじゃなかったものの、雰囲気や色合いが好きだったのか、折りにふれては見返していた。
で昨年10/3、春香の誕生日&動画アップ日時のちょうど6ヶ月後に偶然これを見返して、
この動画の魅力にようやく気づき、興奮して感想を書いた。
運動音痴なので反応が鈍いんだな(逆)。

その時の感想は長いので割愛するが、感想を書いた後、
オペラPのブログで『グッバイ、ハピネス。』についての記事を読ませていただいて、
やっぱりすごいなあ、と再度感動を味わった。
記事は6ページにも渡り、その中でオペラPは愚直なほどに動画に込められた意図や感情、
あるいは後付さえ明らかにしている。
そこにある悲しみや悔しささえさらけだす素直さは、まさに春香に通じるものがあるように思う。
(あと、演出についての解説も大変ありがたかったです。
衣装の花言葉などは言われなければ気づけなかったので…)
その中でも特に素晴らしいと思ったのが以下の引用。オペラPの言葉だと思うと感動がやばい。

壊すのも、戻すのも、動かすのも。
もう春香の意志でできるんですよ、ってことにしようって、思った。

「グッバイ、ハピネス。」のこと・さいご 「パティシエになりたーい!」ブログ。



個人的な話だが、
私は個人の「自由」、「意志」、「選択」というものがとてもとても好きだ。

この動画と春香について考えて、人生とはこうありたいと思った。
この動画の春香は「Pを待つ苦しみ」を選んでさえPを想っている(想ってしまう)。
だから「グッバイ、ハピネス」。
けれどそれは強制されたり結果的にそうなったわけではなく、
春香は現在の幸せを犠牲にしてもPを想いたい(想ってしまう)、という春香の意志と選択なのだ。
春香は苦しさのあまりPをあきらめてしまうことさえ自由である。
自分のためならそれもありだと思うが、この春香はあきらめない。苦しみに支配されない。
あきらめたら後悔する、と予測したとしても現在の苦しみ、将来の不安も消えてくれるわけではない。
自由の上に春香の意志と選択…苦しくても不安でもPを信じて待つ、という春香の決意がある。
一番大切なもののために、時には二番目に大事なものを犠牲にしてしまう。
選択とは、意志とは、そういう鋭いものだ。
これが春香の強さでなく、成長でなく、なんと言おうか。
goodbye,happiness
イントロの「約束ですよ、約束」って言ってる春香。最初から苦しかったんだろう。
けれどその苦しみは、決して春香の選択を、人生を、愛情を、夢を、否定するものじゃない。
その苦しみを受け入れてさえPを信じたいという、春香を肯定する重みだと思う。

goodbye,happiness3
思い出の場所で、言葉は見せない。そういう決断。
この画像を見て「星の王子さま」を思い出した。


『グッバイ、ハピネス。』では春香の苦しみと強さを、オペラPの深い愛情と共に見ることができた。
「苦しくても不安でもPを信じて待つ」春香の動画を作ったのは、他ならぬPなのだ。
春香のことを、春香と同じくらい愛して、愛情も苦悩も隠さないオペラPなのだ。
そう思うと、本当に幸せな動画だと思う。


だってこれだよ!?このオペラPが春香を愛してないわけないじゃん!
春香さんの誕生日なので、ホールケーキハットっぽいケーキ作ってみた。

『グッバイ、ハピネス。』と同日に上げられたようだが…ベタ惚れやんけ!


さてさて、この強い春香が耐えに耐え抜いた「苦しみ」の面を描いたのが先日上げられたこちら。
アイドルマスター 春香 「Over The Distance」

春香の強さだけでなく、弱さや苦しみさえ理解したい、肯定したいという真摯な愛を感じます。

オペラPは借り物Pのようだが、そのことについてブログ記事内で何度も感謝や謝罪の意を伝えている。
オペラPのような方が、借り物をして他人に時間を使わせてまで動画を作りたい、そういう熱意も伝わる。
(冷たい言い方かもしれませんが、他意はないです)
だからこそ、ふらうPも協力されているのかもしれません。

『Over The Distance』のマイリストコメントでは、

前に、自分の「グッバイ、ハピネス。」の動画を見直してて、「ああ…、この春香は強いな。」と感じました。それは私がそういう風に作ったからという以上に、私が春香に「こうあって欲しい」と望んでいるからこそ、そうなったんだろうな、と。
…でも、じゃあ弱くちゃいけないのか?そんなことはないはず。弱くて美しい春香の姿も、きっと描けるはず。そう思って今回の動画はできました。
美しい純白の衣装は是非にとお願いした「アゼリアブライド」。その花言葉は、「初恋」です。


とあったが、今回も「どうしても遠い だけど あなたじゃなきゃ意味ない」と、涙を流しても
意志を貫いて笑顔を作る、そういう春香の強さを改めて見つめさせられた。
過去がカラーをにして、現在の彩度を落とす。
「楽しかった過去の方に色を付ける」ことで現在の苦しみとの差別化を図った、とオペラPは書いています。
…以下、妄想も甚だしいと自覚はあるのだが。
本当に過去と現在の差は楽しさ/苦しみだけだろうか。
過去を思い出すとつい思い出ばかりがきれいに見えてしまう。そういうことはままあるだろう。
しかしこの動画では「お別れ」のシーンさえ鮮やかなのだ。
現在と過去の一番の違い、それはPの存在の有無ではないか。


今回の動画やオペラPに関する感想は、オペラPとそのブログによる影響が大きい。
そのため動画だけに注目せず、オペラPのお言葉も引用、言及させていただいた。

動画の春香は、海の向こうにいるPを想っている。
その一つ上の次元から、オペラPは春香を想っていて、
そんな二人をさらに俯瞰しているのが、私(や他の視聴者)だ。

歌詞はあくまでも春香の心情を表しているが、それでいてふと、オペラPの言葉みたいだと感じる。
それがこれ。
distance.png
「あらゆる海岸を 歩いてきたあなたの胸に 何が出来るだろう」

あれ、これってオペラPが春香に向かって思っていることだ、と。
(本当はPの仕事と苦労について春香が思いを馳せるシーンです)
オペラPは、春香の強さを描くためであっても、春香の悲しむ顔を選ぶことに罪悪感を抱いて、
それでも悲しみさえ春香の真実だと受け止めようとする。
「見守るしかできなくてつらい」というオペラPに、春香は見守られている。
だからこの春香は、「今すぐ会いたい」と思いながら、笑えるのかもしれない。
春香が「今すぐ会いたい」と思うとき、きっとPも「今すぐ会いたい」と思いながらハリウッドにいる。
「信じていたい」「守っていきたい」って気持ちは一方通行じゃない。
春香を想うオペラPに気がついたら、もうすごく安心しちゃって。

オペラPは『グッバイ、ハピネス。』の春香の強さに自身の願望の介在を感じて懐疑的で、
もちろんその疑いも間違いではないと思う。
どちらの動画についてもオペラPは作りながら何度も振り返って、
春香だけではなく自分のことも考えたのではないか。
そういう客観性をもち、弱さも認めるからこそ、『グッバイ、ハピネス。』には正しさがある。
そんな創作者であるオペラPをより尊敬すると同時に、
オペラPが強くあってほしいと願うからこそ春香は強いという事実を、もっと肯定的に捉えても良いと思う。
オペラPが、オペラPの思い描く春香を間違えるはずがない。
“オペラPと春香”を見ている私からすれば、
こんなに素敵なPとアイドルだから、こんなに強い絆ができたんだなあ…と、
春香の強さの理由がオペラPの文章や動画から伝わってきて、
だから絶対大丈夫なんだと安心して信頼できちゃうのでした。

(ブログから察するに動画内のP≠オペラPだけど、まあオペラPも目に入っちゃったからね。ちかたないね)



もったいないかなーと思って、感想も載せてみる。
視野狭窄で感情的な感想なので読みにくく、原型であること以外は無価値だけど…。


10/3の感想(ちょっとすげえ長い):
今更だけど、たまに見返す好きな動画。人生()
この動画をふと見たくなって、見て、噛み砕いて、なんか人生ってこうありたいなあと思った。恋愛に限らず、人生において人は選択したりしなかったりな自由をもつわけで、どういうふうに選ぶかは人それぞれだけど、要因のひとつに損/得ってのは少なからずあると思う。快/不快も、結局は損得に集約?
この春香さんは、「Pを待つ(とか色々の)苦しみ」を選んでさえPを想う、想ってしまう。だからグッバイハピネス。でもそれは結果的にそうなったわけじゃなくて、春香さんは現在の幸せを欠いてまでPを想いたい、想ってしまうので、これは春香さんの選択なんだよね。苦しくてもあなたを想う。
政治家に文句をいう人を見ると、なんで政治家になんなかったのかなーって少し考える。他にやりたいことがあったのかもしれないし、政治家でなくても政治について考えるのは自由だと思うけど。そういう風に人間は現在の自分に至るまでを過去の自分が選んでいるわけで、それを棚上げするのは恥ずかしい。
全部自分の選択の結果で責任で、それなのに現在の自分にワガママをいうのは恥ずかしいかもってときどき思う。それをバネにして未来の自分に至るんだ!ってやる気があるなら応援したい。 いつだって、自分のことは自分で選んでいるはずで、たとえ今苦しくてもいつかの幸せのために頑張ったり。
そういう、私が考える理想の人間?人生?みたいなものを、この動画の春香さんはたった16歳みそらで恋という形で表してくれていて、好きだなあと思った次第。 私はこの動画の春香さんに恥じない生き方が出来ているのか、ちょっと感傷的?wだけど、選択して生きている春香さんを見つめたいなあって。
この春香さんに恋はしないけど、共感や、あるいは尊敬を抱くなあ。恋して生きてアイドルしてる春香さんって可愛くて格好よくて尊敬できる。幸せになってほしいし、幸せになれるだろう。そういう春香さんを思うと私も幸せだ。
ああーっと、2の春香さんは17歳だァーッ!? なんという…

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  1. 2013/01/11(金) 21:15:36|
  2. ニコマス
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